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20240418 プレバト!!俳句紹介【ぶらんこ】

2024年4月18日放送 プレバト!!
出演者が詠んだ俳句を紹介します。
※23日に全て更新しました。
【番組公式】X(旧Twitter)/インスタグラム/TVer(ティーバー)
夏井いつき俳句チャンネル/⇒YouTubeまとめ記事

挑戦者→蓮見翔[初],二階堂高嗣[39],近藤千尋[初],南果歩[初],水田信二[3],森口瑤子[49],梅沢富美男[223] ※数字は挑戦回数

●お題:ぶらんこ
ぶらんこの兼題

※番号クリックでリンク内移動します。
1才能アリ1位71点蓮見翔
(ダウ90000)
故郷と同じ遊具や春の風ふるさととおなじゆうぐやはるのかぜ
2才能アリ2位70点二階堂高嗣
(Kis-My-Ft2)
初虹や背中を押され漕ぐ子供はつにじやせなかをおされこぐこども
3才能アリ3位70点近藤千尋
小さな手わが背押したる春の暮ちいさなてわがせおしたるはるのくれ
4凡人4位50点南果歩
ブランコと母待つ夕暮れ花吹雪ぶらんことははまつゆうぐれはなふぶき
5才能ナシ5位38点水田信二
子らが去り未だ明るし遅日かなこらがさりいまだあかるしちじつかな
6名人9段へ1ランク昇格森口瑤子
ふわっとふらここ水平になる手前ふわっとふらここすいへいになるてまえ
7特別永世名人なのに
ガッカリ…
梅沢富美男
廃校のぶらんこは夜に揺れておりはいこうのぶらんこはよにゆれており
順位発表順:3位→2位→4位→最下位→1位
→編集後記

清水アナの俳句査定(プレバト!!公式Xより)
清水麻椰アナの俳句夏井先生評
「いざ月へ」宇宙ごっこの半仙戯
立派な凡人です。(本人 イヤ~。)
「半仙戯(はんせんぎ)」っていう傍題を使う意味があんまりない。五音っていうだけでしょ。
(本人 <言い訳気味に小声で>いや~、一応考えて使ったんですけど……。間違ってましたね。)
はい!
<通算成績>:○3△21×1


🔷挑戦者語録
南果歩初挑戦※エッセイや絵本を出版。大学では戯曲も書いてきたという。
浜田 それはそれとしてですよ、俳句はまた別ですから。
「いや、言葉にはうるさいんですよ(笑)」
蓮見翔初挑戦※男女8人組コントユニット「ダウ90000」の主宰。脚本が演劇界の芥川賞「岸田國士戯曲賞」に2度ノミネートされ、「Forbes Japan 世界を変える30歳未満」にも選出された才能が注目される27歳。
「いや、でもずっと(番組に)出たかったので、今の事務所に3年前ぐらいに入った時に、2個お願いしてて。①自分たちのライブを好きにやらして欲しいと言うのと、②プレバト!!に出してくれと言ったんですよ」
浜田 アハハ。あ~そう。
「今日やっと、良い事務所だなと思いました(笑)」
浜田 結果作ってみてどうでした?自分の中では?
「最近、(ブランコは)触れてないものだったので、取り敢えず僕2時間くらい漕ぎました。」
森口名人 え~2時間。
「普段僕、3万字とか書いてるんで、17音って少ないっすね。」
浜田 いや、全然少ないよ。
近藤千尋初挑戦※夫はジャングルポケット太田。現在3人目の子を妊娠している。
「今、4歳と6歳の子を育ててるママなので」
浜田 そりゃもう公園行ったりしますもんね。
「毎日の情景を思い描いて書きました」
浜田 それが一番いいかもわからない。
二階堂高嗣○7△16×14※タイトル戦を除くと38回目の挑戦。
「これ僕もうすぐ思いついて、ただどっちの目線で作ろうかなと。自分がこいでるのか、はたまた自分が押してあげてるのか」
浜田 なるほど~。
「色々出てきました」
浜田 まあ、見てるのかね。
水田信二△1×1※夏井先生と同じ愛媛県出身。コンビ解散後初の挑戦で、初めての才能アリを目指す。
浜田 どうする?どうする?
「愛媛でロケとかやるとね、県民の人がホント『期待してたんですけどね』って言ってくれるんですよ」
浜田 そりゃそうよ。
「今日ちょっと才能アリ獲って、愛媛県に凱旋したい(笑)」
★ランキングシートの分布は才能アリ3名、凡人1名、才能ナシ1名。

●それでは順位別に見ていきます

◆1位 才能アリ71点 蓮見翔(ダウ90000)
故郷と 同じ遊具や 春の風

【本人談】
東京に出てきて、新生活の不安な気持ちの中で散歩をしていると、ブランコはアスレチックとか何種類か種類がある。地元(のブランコ)と同じものを見つけ、ちょっとホッとする。

森口名人 「故郷」を使うとベタな句になりがちですけど、これは「春の風」を出してきたことによって、凄い感動的な句に仕上げてるので、凄いなと思いました。

夏井先生 
仰る通り。
頭に「故郷」と出た瞬間、「あ~また凡人ワード出たな」と瞬間的に思ってしまう。
ただ、この句の場合、「故郷」という言葉をたくさんの人が思う故郷・生まれた場所を思う人はみんなそれぞれ違うものを思う。
「故郷」をみんなの思いの象徴として上五に置き、陳腐になってないのが良いところ。
「同じ遊具」も遊具を具体的に書かないというのも「故郷」の方法と呼応している。
具体的に「グルグル」「昇る」など書いてしまうと、感動が一人一人のものにならなくなる。
ここも意図してやっていると、これは信じるしかない。
この人に言いたいのは、この人も早々に一回来てと言いたい。
これがマグレなのか、本物なのか、もう一回私はこの目で確かめたいという思いは抱いている。
直しはいらない。

●解説のポイント
「故郷」は典型的な凡人ワード
読み手それぞれ違う故郷を思い陳腐でない
遊具を具体的に書かずに感動を共有する
マグレか本物かもう一回確かめたい

添削なし


◆2位 才能アリ70点 二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)
初虹や 背中を押され 漕ぐ子供

【本人談】
甥っ子がようやく公園に遊びに行ける歳に僕と一緒に公園に行き、僕が(ブランコに乗る甥の)背中を押していることを詠んだ。

梅沢永世名人 いや。先生に聞きたいのは同じ70点で、こっちが2位になってるわけなんですよ。
浜田 そうね。確かにそうですね。
梅沢永世名人 それは先生に聞かなきゃ分からない。
浜田 そこの違いがね。

夏井先生 
これはどこに挑戦があるかというと、ブランコと書かずにブランコとわかるように描写しようとしている。
正直言うと、まさか二階堂さんがブランコと書かずにブランコと表現するという挑戦をしてくれると思ってないため、今はなんか親のような気分になった(笑)。
本人 嬉しい。
夏井先生 季語は「初虹」。「や」で詠嘆している。初めての虹だなと。
この後、中七・下五の描写で、ほとんどの人は普通に読めばブランコを思う。
それがどういう工夫でできているかというと「押され」「漕ぐ」という2つの動詞によって、ほとんどの人はブランコを思う。
浜田 これ先生、点数が一緒なんですけど、こっちが上だというのはそういうことなんですか?
夏井先生 それ(→ブランコを思わせる工夫)が一つ。
そして、3位の句はブランコを書きたいのか、心情的なものを添えたいのかを文字面だけで判断しにくいと。
そういうところ。2人(→2位・3位)とも良い感じですよ。

近藤 わ~。
本人 嬉しい。ありがとうございます。

●解説のポイント
ブランコを書かずに表現した
「押され」「漕ぐ」の動詞の効果
文字面で3位よりも分かりやすい

添削なし


◆3位 才能アリ70点 近藤千尋
小さな手 わが背押したる 春の暮

【本人談】
春の夕方に、娘と一緒に公園に行く約束をしていた。いつもは私が娘の背中を押すが、その時は娘が小さな手で私の背中をブランコで押してくれた。その手に「仕事頑張ってね」と励ましも込められている感じがし、「優しく成長してくれてありがとう」という気持ち。

森口名人 しみじみと良いなという感じがします。
本人 ありがとうございます。

夏井先生 
この句に関しては、作者が何を表現したいかをしっかりお聞きしないといけないと思って聞いていた。
ブランコの様子だけを言いたいのであれば、「春の暮」という季語ではなく「ぶらんこ」という春の季語を持ってくればそのまま表現できる。
最後のところで、「押す」が自分を心情的に応援する意味で、「ぶらんこ」ではなくこの季語を使っていると理解できた。
となると、ほんの微調整。
この「押したる」あたりが強すぎるため、少しだけ調整する。
「小(ち)さき手の」と"の"を入れる。
「わが背"を"」と何を押しているかを明確にする。
「押せる」として「春の暮」とする。
手と背が映像として位置関係や動きがはっきりしてくる。
たた、映像と心情を重ねたいというのは大体失敗するが、それを上手くやっている。
本人 あ~うれしい~。
夏井先生 ここから後、期待が持てると思う。

浜田 あら~。
本人 ありがとうございます。

●解説のポイント
ブランコの様子か心情的な描写か迷う
「ぶらんこ」を季語とする方法もある
「押したる」が強いため微調整
映像と心情を重ねる手法が上手くいった

添削後
小さ手の わが背 春の暮


◆4位 凡人50点 南果歩
ブランコと 母待つ夕暮れ 花吹雪

梅沢永世名人 あら。

【本人談】
ブランコがお友達のような感じ。擬人として考えて、1人で公園でお友達が帰った後、働く母を待ちながらブランコを思い切り漕いでいたら、自分の風・桜が舞う風が一緒に地面に広がって、寂しいけれど寂しくないという状況を詠んだんですけど、(笑いながら)ちょっと凡人ですよね~。

浜田 何を言うてんの(笑)。
梅沢永世名人 これは失敗が2つありますね。
本人 え?
梅沢永世名人 「ブランコ」も季語だし「花吹雪」も季語なんですよ。で、中七が中八になっちゃった。
浜田 なるほど。

夏井先生 
これはおっちゃんが丁寧に指摘してくれたが、季重なり(※1つの句に2つ以上の季語が入っていること)でもある。
春の季語「ブランコ」と「花吹雪」。
ただ、ある程度のバランスは取れているというのは悪くはない。
ただ、少しずつ微調整しないとこのままではしんどい所がある。
「花吹雪」を主役にして良いのであれば、上五から変える。
「ブランコ"に"」にすると"ブランコという場所に"という風に変わる。
「母待つ夕や」で中七とする。
最後、花吹雪が夕暮れの中に舞い上がる。
とても美しい上に「花吹雪」が強くなり「ブランコ」が弱くなってバランスが取れる。
ただ、あなたとしては擬人化「ブランコと待ってる」とそっちを表現したかった。
それならば、「花吹雪」を諦める方が得策。
「ブランコと母待つ夕暮れに一人」などとすると、あなたの言いたいことに近寄ってくる。
梅沢永世名人 切ないな。
夏井先生 自分が言いたいことと言葉の隙間を埋めていくということを少しだけ練習すると、この人は伸びていきそうな気がする。

浜田 あら!
本人 あ~!
浜田 何やねんな、もう。
本人 聞いてくれた?
浜田 聞いた聞いた聞いたよ。
本人 やった!

●解説のポイント
「ブランコ」と「花吹雪」の季重なり
「花吹雪」を主役にするなら助詞を変える
ブランコの擬人化意図なら季語を1つに

添削後
ブランコ 母待つ夕 花吹雪』
『ブランコと 母待つ夕暮れ



◆最下位 才能ナシ38点 水田信二
子らが去り 未だ明るし 遅日かな
※季語「遅日」は春の日の暮れが遅いこと。

【本人談】
17時くらいに普段なら塾に行く子どもとかがみんな(学校から)帰るが、帰ったが「まだ明るいな」と空を見て「もう春になって日が伸びた」というのを誰もいない公園で詠んでいる。

梅沢永世名人 あのな、まだ明るいんだよ。遅日は。日が暮れるのが遅いから明るいなんていらないんだよ。
本人 あ~。
梅沢永世名人 そんなことも分かんないで書いたのか?(笑)。うん?

夏井先生 
一見して出来ているように見える句(笑)。一見、カッコいいんじゃないか。
本人 恥ずっ。
夏井先生 私、これ(作者が)あなただと分かっての話だが、前回の収録時に(収録後に)メイク室で遭遇して「俳句作るの楽しい!勉強する!」と同じ愛媛県人としてめちゃくちゃ期待していた(笑)。
これが君だったのかと。
「未だ明るし」が全て季語「遅日」を説明しているだけで、この説明は丸々いらない。
全て季語の中に情報として入っている。これは一つ覚えて帰ってほしい。
ただ、俳句勉強する気になってくれたのかと。
だって「遅日」という季語の意味を知っているということ。
本人 そうです。
夏井先生 そうでしょ。今までになかったあなたの進歩ですよ。
浜田 あいつホンマ…。
本人 今日はその気持ちを伝えに来ました(笑)。
夏井先生 そして、これだけ消してしまうと勝手に言葉入れるわけにもいかないが、あなたがちらっと「公園」と仰った。
だとしたら、「公園の子らが去りたる遅日かな」とすることはできる。
ただ、めちゃくちゃ普通の句になる(笑)。
なんでもいいから早めにもう一回来なさい。

清水アナ もう一回。
本人 ありがとうございます。

●解説のポイント
一見して出来ているように見えてカッコいい
中七が季語の説明に終始している
「公園」と入れれば良いが凡句に

添削後
 子らが去り 遅日かな


★特待生昇格試験★

→<名人8段>・森口瑤子は連続昇格中。10段まであと2つに迫っている。
森口名人 前回出演した(→2/15放送「刑事ドラマ」)ときに、夏井先生に「梅沢さん(の締めの一句)ではなくて、森口さんの句で終わりたかった」って仰って頂いたので(笑)、それを励みに今回は頑張りました。
浜田 そうですよね。アハハ、分かりました。

◆『ふわっと ふらここ 水平になる手前 森口瑤子
※季語「ふらここ」はブランコの古語。

【本人談】
ブランコを凄く高く高く漕いでいると、ふわっとする瞬間がある。そのことを書いた。

梅沢永世名人 たいしたもんだね。「ふらここ」これブランコのことですから。これをこの辺でチョロチョロ出してるっていうところが。
浜田 チョロチョロはおかしい。
梅沢永世名人 たいしたもんだ。

★評価ポイント
「になる手前」という描写の是非

■査定結果
名人9段へ1ランク昇格

理由:体感的描写が素晴らしい!

梅沢永世名人 やった~!
南 すご~い。
近藤 すごい。
二階堂 すごい。
梅沢永世名人 すごい、もう少し。

夏井先生 
「ふらここ」はブランコの傍題(※季語のなかまのようなもの)になる。
「ぶらんこ」と「ふらここ」とで空気が少し違う。
この「水平になる手前」といのが上手い。
水平になればまた違うんだろうけど、水平になろうかなるまいかという手前のところで、体がフ~っと浮いていく微妙な位置のリアリティーというか。
ブランコを漕いだことある人は、みんな同じ「手前」という体感を共有することができる。
いや~、腕を上げてこられましたね。ほんとに。

本人 嬉しいです。
浜田 うわ、これ10段に王手。
清水アナ はい。

●解説のポイント
「ぶらんこ」「ふらここ」で空気が少し違う
後半の表現に体感できるリアリティ
水平になる手前のところで体が浮いていく

添削なし


★特別永世名人 梅沢富美男の締めの一句★

→<特別永世名人>・梅沢富美男は今年10回目の挑戦だが、前回ようやく今年2度目の掲載決定。
清水アナ 特別永世名人の梅沢富美男さんですが、最近は不調ということで今回はかなり気合が入っています。
浜田 お手本を見せるんですよ?
梅沢永世名人 勿論。
浜田 俳句はこうだという。
梅沢永世名人 (蓮見は)生意気に何万字も書いてるんでしょ(笑)。字書きゃ良いってもんじゃないんですよ。
***
梅沢永世名人 やっぱり主役がいないとね。
南 ね。
梅沢永世名人 何でも物事は収まりませんので。
浜田 そらそうです。
梅沢永世名人 主役が締めて初めて番組になるわけですから。
浜田 (機械的な対応で)ありがとうございます。
梅沢永世名人 はい。

◆『廃校の ぶらんこは夜に 揺れており 梅沢富美男

【本人談】
私くらいの年齢になると、思い出の学校がドンドン廃校になっていく。夜、スーッと学校の横を通ると春の風に揺られているのか、ブランコがふらふらと揺れている。ふと感じると、もしかしたら風でなくて「誰かが押しているのかな?」という感じを出させて頂いた。

森口名人 「夜」までは考えつくんですけど、その「夜」と「廃校」を結びつけて、ちょっと不思議な感じを醸し出されているのがやはり凄いなと思いました。
本人 はい。ふふふ。オカルトのトミーと言われております(笑)。こういう物語を作るのは得意中の得意…。
浜田 何を言うてんねん。
二階堂 「オカルトのトミー」。

■査定結果
特別永世名人12なのにガッカリ…

理由:やっぱり森口さんで締めた方がいい

近藤 エ~!
二階堂 うわっ。
南 うわ~。
(査定評後)
一同 (笑)。
二階堂 確かに。
浜田 アハハ。
聞いてみますから、そんな顔せんと。

夏井先生 
兼題写真から廃校の夜のブランコを想像できるのはやっぱりさすがだなと思う。
素材としてはさすが。
ただ、ちょっと恐ろしい感じを出したいんでしょ?
本人 そうだよ!
夏井先生 それを助詞を操作することで表現できる。
「廃校のぶらんこ」の後、「は」を1音取る。
夜じゅうずっと、自分がいない時も揺れているんじゃないかとやったら少し怖くなりませんか。
浜田 確かに。
夏井先生 「夜(よ)に」ではなく「夜(よる)を」とすれば時間がちょっと長くなる。
森口名人 あ~怖い。
本人 (口に手を当てて静止する)。
夏井先生 「を」が経過していく時間を意味するため、「を」にするだけで怖さが変わってくる。
本人 (仰天したような口になる)
二階堂 すげえ。
浜田 腹立つ、さっきから(本人が)顔芸やってる
夏井先生 もうひと押し怖くしたければ、「廃校や」と一度詠嘆し、「夜(よる)がぶらんこ揺すりおり」ぐらいまでいけば怖いでしょ?
本人 (さらに仰天して両手で口を隠す)
夏井先生 ここまでやってから「オカルトのトミー」と言ってください(笑)。
浜田 そうですよね、ほんとそうです。ここまでやってからのオカルトのトミーですよ。
本人 恐れ入りました。
夏井先生 いいえ。
二階堂 すげえ。

●解説のポイント
恐ろしい感じを出すなら助詞を変更
「を」が経過していく時間を意味する
「廃校や」と詠嘆する方法もある
「オカルトのトミー」と名乗るのは時期尚早

添削後
廃校の ぶらんこ夜 揺れており』
『廃校 夜ぶらんこ 揺おり



浜田 これは世に出せないのですみません。せ~の、ドン。
(シュレッダー演出)
一同 うわ~、あら。
梅沢永世名人 休んだ方がいいですかね。
浜田 いや、なんでやねん。誰が…。


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コメント

御多忙の中

毎回の書き起こし、講評、お疲れ様です。

今回は白プロキオン様の講評の方が私の書き込みより早かったので(そもそも、録画したものをやっと見れたのが昨日でした)別な角度から。

季語「鞦韆」について。

録画してた番組を見てたら、「公園にどの季節でも存在するブランコが、なんで季語なわけ?」と一緒に見てた娘に聞かれました。

「あー、それは俺も思ったことがある。どうやら、中国より北の方にいた人たちには、「かんしょくせつ」というのがあったらしいよ。漢字だとこう書く(「寒食節」)。大体、4月5日あたりらしいよ。で、その節に、木の枝に縄か革紐かをかけて、ブランコ作って乗る習わしがあったらしい。このあたりからきてるらしいよ」。
「4月5日……まぁ、春か。でも、なんでそんな(ブランコ作って遊ぶ)ことをしたの?」
「なんでだろね。いや、待てよ。なんで春になるとブランコを漕ぎたくなるの、とか、これを考えれば句や絵のネタが出来そうじゃない?」

本当に思います。
ブランコの元々を発見したり開発したのは誰だろう。

最近の御大

ジュニアやフルポンさんがシュレッダーにかけられることがあまりないので、忙しいのをいいことに、駄作を連発しているような気がしてならない。
今回の句だって、あの助詞くらいなら気がつきそうなもの。
番組のことを考えて、わざと間違えて演出しているような…

昨日のプレバト

森口さんが昇格といい、おっちゃん(梅沢さん)がガッカリといい、奇しくも「刑事ドラマ」の時と全く同じ結果でしたね。やはり森口さんとおっちゃん(梅沢さん)がいると前者が良くて後者がダメになるのかな?

追記
これにより、千賀くんと森口さんが9段で並びましたね。(どちらが早く史上8人目の名人10段に昇格できるかが見物である)

1位 ダウ90000蓮見
「古郷」「遊具」と具体的に書かずに共感を得るという中々高度なテクに挑んでいるあたり、相当俳句に熱意があるのを感じた。明確な映像に欠けるため、天文季語より植物季語を合わせるのもありかなと思ったり。

2位 三十八階堂
明確な問題点は無いけど、面白味もさしてない「70点」ど真ん中な句。
3位よりは「漕ぐ」の分まだぶらんことは分かる(けど自転車っぽくもある)が、季語「初虹」が用いられるのは3回目で明らかな付焼刃。これでは特待生はまだまだ遠いだろう。

3位 近藤
「小さな手」が誰なのか分からないし、そもそもぶらんことも分かりづらい(それどころか「背中押す」が心情的表現とも捉えかねられない。添削でまだ物理的に押されてるっぽくはなったが)。才能アリかって言われるとちょい疑問。

4位 南
季重なり、半端な字余り、季語のカタカナ表記と初心者がやりがちなことを全部詰め込んだ清々しいほどに凡人な句。

最下位 水田
中七が丸々季語の説明なのは勿論、「明るし」で一度切れるのに「かな」でまた切れるのもギクシャクしてていただけない。
リベンジの機会は、あるのかなあ……?

森口名人
今回はお得意の擬音を交えた、ふらここの一物仕立というチャレンジな句。「ふらここ」だからこそ「ふわっと」に合うし、「になる手前」の臨場感も流石。

富美男
句だけ見たときは類想ぽいが、廃校を偲んでしんみりとした句で悪くないと思ったのに、オカルトにしてみたという説明で一気に「ダメだこりゃ」となった。なぜこんな大きなズレに気づかないのか。

清水アナ
音数合わせのために大して意味なく傍題を使う、俳句初心者あるあるな句。

今回は

それ自体は一年中あるのに季語である
という平場の人にはやっかいなものだと思っていたら才能ありが3人もいたのに驚きました。

1位、蓮見さん
季語の選択がお見事でした。上五中七は「郷愁」ですが、季語により、また新しく頑張ろうという心情もつたわりました。

2位、三十八回堂さん
正直、二階堂さんが映像描写に徹する言葉選びをできることに驚きました。季語はKis-My-Ft2のことでしょうが、「雨がやんだから公園であそんでいる」というのもつたわります。

3位、近藤さん
言葉選びのセンスは凄いなと思います。心情と映像の両立はなかなかできることではないので、この調子で特待生狙ってほしいです。

森口名人

一物仕立てですね。また森口名人の味もよく出ていました。昇格は納得しかありません。

梅沢名人
ガッカリ査定に最初驚きましたが、夏井先生の添削が見事すぎました。

最後に拙句を詠ませていただきます。
ブランコのポール朽ちけり七回忌

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