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20240215 プレバト!!俳句紹介【刑事ドラマ】

2024年2月15日放送 プレバト!!
出演者が詠んだ俳句を紹介します。
※19日に全て更新しました。お待たせ致しました。
【番組公式】X(旧Twitter)/インスタグラム/TVer(ティーバー)
夏井いつき俳句チャンネル/⇒YouTubeまとめ記事

挑戦者→内藤剛志[初],矢柴俊博[2],紺野まひる[3],大友花恋[2],斎藤司[5],森口瑤子[47],梅沢富美男[216] ※数字は挑戦回数

●お題:刑事ドラマ
刑事ドラマ

※番号クリックでリンク内移動します。
1才能アリ1位71点内藤剛志
本職に黙礼される今年も春ほんしょくにもくれいされることしもはる
2才能アリ2位70点矢柴俊博
春の雲血のり右目に染みておりはるのくもちのりみぎめにしみており
3才能アリ3位70点紺野まひる
春夕焼台本ト書き「ここで泣く」はるゆやけだいほんとがきここでなく
4凡人4位40点大友花恋
初刑事手錠震わす余寒かなはつけいじてじょうふるわすよかんかな
5才能ナシ5位38点斎藤司
(トレンディエンジェル)
冴えかえる帰宅後妻の取り調べさえかえるきたくごつまのとりしらべ
6名人8段へ1ランク昇格森口瑤子
ロケバスに積む犯人の春日傘ろけばすにつむはんにんのはるひがさ
7特別永世名人なのに
ガッカリ…
梅沢富美男
張り込みのあんぱん香る桜漬けはりこみのあんぱんかおるさくらづけ
順位発表順:2位→4位→3位→最下位→1位
→編集後記

清水アナの俳句査定(プレバト!!公式Xより)
清水麻椰アナの俳句夏井先生評
刑事ドラマ沈黙破る鶯よ
ハハ、ホーホケキョ。ハハ、凡人
(本人 あ~。これはお題が難し過ぎます)
そうだね~。
<通算成績>:○3△16×0


🔷挑戦者語録 ※人気俳優が集結
内藤剛志初挑戦※文学座から俳優デビューし芸歴50年以上。27クール連続でドラマに出演し、連ドラの鉄人と言われた。通っていた高校の偏差値が76という「かしこ」。
「(俳句の出来は良いかと聞かれ)そらそうでしょ。かしこですから(笑)」
浜田 ちょっと時間かかりましたか?
「苦労しました。刑事だけなら良いんですよ。ドラマで一歩引いたところからやらなアカンと。」
浜田 まあ、どこをポイントにするかですね。
「初めてですよ。かしこですけど(笑)」
浜田 やかましいわ(笑)。
紺野まひる○1△1※宝塚歌劇団出身。
「写真とお題を見て、どうしてもアンパンと牛乳から離れられなくて」
浜田 張り込みしてたらと。
「それを排除するために、自分の体験を句にしなければと思って頑張りました」
矢柴俊博△1※早稲田大学在学中から演劇をはじめ芸歴33年。「警視庁捜査一課」「相棒」などの刑事ドラマや「鎌倉殿の13人」など話題ドラマに出演。
「1クールの刑事ドラマで珍しく刑事役をやった時に、上司役で内藤さんが演じまして、面白くしてやろうとハンカチを使って犯行現場を表現してみたら、内藤さんが『よ!ハンカチ刑事(でか)』って(笑)『またやれよ』って」
内藤 説明って難しいじゃないですか。捜索ファイル…。
「(ハンカチを丸めて)犯人は棒状の物で犯行に及んだあと、(ハンカチを▲にして水平移動させ)港に停泊した小型船舶で…(笑)見えてきました、ね?」
浜田 これ真面目なドラマやったんですか?
内藤 実際は良いんですよ。凄く、分かりやすいんで。腹立つ、俺の良い台詞を取りよって(笑)。
浜田 いいじゃないですか。美味しいじゃないですか。
***
「やっぱり凡人って言葉が強烈過ぎて『俳優』って"人に非ざる"・"人に優れる"ていう字で『俳優』っていうんですけど、一番避けたいワードが『凡』という(笑)。才能アリ、いいっすね(笑)」
大友花恋△1※中学1年でデビューしキャリア12年。
斎藤司○1△1×2※トレンディエンジェルのボケ担当。帝国劇場「レ・ミゼラブル」などミュージカル俳優としても活躍。特待生も狙っている。
浜田 いやいや違う…。芸人やん。
「いや、俳優の方が得意です(笑)」
***
「前回才能アリ1位(→「小さな手2階ボタンに届く秋」)で、娘が通う幼稚園の園長先生が凄い褒めてくれたんです。その期待で今、家族総出で僕の俳句を応援してくれてるんです(笑)。「今回も頼むぞ」とやってますんで。バッチリでございます」
★ランキングシートの分布は才能アリ3名、凡人1名、才能ナシ1名。

●それでは順位別に見ていきます

◆1位 才能アリ71点 内藤剛志
本職に 黙礼される 今年も春

斎藤 うわっ。
一同 凄い。

【本人談】
多分、日本人で俺しか言えない句だと思う。沢口靖子さんとやっているドラマで25年刑事役をしている。ホントに交番で目が合うと(本職の警官に)黙礼される。僕も「頑張って下さい」と声を掛ける。それと春はルーキーが多い。新しく入ってこられる方。そういう型が「あ、どうも」って。上司ちゃうねんけど(笑)。

梅沢永世名人 本当に良い俳句だわ。

夏井先生 
この句を読んだ時にどんな世界が広がるか。
この方は退職した刑事さんだと読んだ。
もう仕事は辞めているが、今本職の方に黙礼をされる。
「本職」「黙礼」で何となく警察の空気を読み手が勝手に想像する。
それがこの句の大事な仕掛け。
勿体ないところは最後。
「今年も春」の6音の字余りが少し損。
「今年春」とやっても良いが、「春や」と強調して「また」と書くだけ。
また春がやってきたよと。
梅沢永世名人 なるほど。
斎藤 前向きだ。
夏井先生 文語になるため、「さるる」と文語に統一する。どっしりとカッコよくなる。
梅沢永世名人 カッコいい。
夏井先生 私は今日本物の刑事の人が来たのかと思ったくらい。

本人 やっぱり先生の仰る通りで、本職の警官の方でもこれは多分詠めるということですよね。ドラマをどう表現するかってのが多分まだ…。
浜田 でもお見事でした。

●解説のポイント
句の世界観が広がる作り
「本職」「黙礼」で退職した刑事目線に読める
「今年も春」の6音の字余りが損
「春やまた」で文語調に変えてどっしりと

添削後
本職に 黙礼さるる 春


◆2位 才能アリ70点 矢柴俊博
春の雲 血のり右目に 染みており
※「血のり」は①血に見せた小道具、②ねばねばする血で、この句は①の意味。

内藤 ありありや。
紺野 これは想像できる。

【本人談】
凄く殺られる役が多い。ドラマの冒頭から僕の死んだ写真が貼ってあるような。その死んでいるシーンを撮っている時、緊迫しているかと思いきやその合間は結構のどやか。ずっと空を見て「あ~こんな空だな~」と見ているが、その合間に血のりが顔についていると"つながり"で拭くわけにはいかない。(血が垂れるのを感じて)「あ~来てる!」みたいなことを緊迫感とのどかみたいなことを味わっている不思議な時間。

森口名人 素敵~。
梅沢永世名人 あの~、矢柴君も俳優さんですから、どうしても台詞調に俳句を作ってしまう。これ語順変えたら1位だったかもしれない。
本人 語順を変える?
梅沢永世名人 私もこれで何年苦労したか。
浜田 まあでも点数70点ですから。
梅沢永世名人 大したもんだ。

夏井先生 
死体役の句も時折見るが、前回が死体役(→「荒星を映すメガネや死体役」)の句じゃなかった?
本人 その通りです。
夏井先生 ですよね。
死体役の人と頭にインプットされている(笑)。
頭の5音の季語+12音のフレーズと基本形を勉強している。
惜しいのは私も語順だと思う。
臨場感の作り方の問題になってくる。
例えば「春の雲」の季語を活かすとしたら、この後にまず「右目」にいく。
右目のアップに。「右目に染みて」で「くる」に臨場感を出す。
最後に「血のり」。
梅沢永世名人 あ~良いね!
夏井先生 最後の「血のり」を更にアップする感じ。
なぜ「右目」からの語順にするかというと、この段階で「血のり」が出てしまうと驚きの効果が少なくなる。
もう一つ言わせてもらうと、これパッと読んだ時、兼題「刑事ドラマ」と私たちは写真を見て分かっているが、字面だけ見るとヤンチャな高校生が殴り合いの喧嘩をして「また先生や親に怒られちゃう」とも読める。
例えば季語も"撮影している時は長閑な感じがする"と仰った。
「撮影」と一言入れれば高校生の喧嘩ではない。
「のどか」が春の季語になる。
字余りにはなるが、こうすると「血のり」も本物ではない意味に限定される。
でも死体役の句やらしたらお見事になってきたじゃないですか(笑)。

●解説のポイント
基本形を勉強している
「染みて」に「くる」で血のりのアップに
「血のり」を最後にして臨場感を出す
「撮影」とあれば喧嘩の誤読はない

添削後
 右目に染みて血のり


◆3位 才能アリ70点 紺野まひる
春夕焼 台本ト書き 「ここで泣く」

内藤 なるほど。

【本人談】
私は(ドラマで)泣いているシーンがすごく多い。台本に「ここで泣く、涙」とか書いてある。必ずそこに泣くように気持ちを持って行く実体験。夕日に照らされているのが多い。

夏井先生 
基本形をちゃんと勉強している。
中七下五もそつなくまとめている。
2位・3位どちらも70点を付けて、こちらを3位にしたのは、これは刑事ドラマでなくてもどこでもいけてしまう。
浜田 そうか。
内藤 なるほど。
夏井先生 テーマ性という意味では損をした。
無理やり刑事ドラマ感を入れる。
「台本」を消しても「ト書き」で分かる。
その後「犯人」と入れれば、この一言で刑事ドラマかもしれないという空気感は出せる。

本人 ホントに全てをこの句の中に取り込むというのはホントに難しいことなんだなって改めて今日思いました。

●解説のポイント
基本形をちゃんと勉強している
刑事ドラマでなくても良くテーマ性で損
「犯人」と入れれば兼題の空気感は出せる

添削後
春夕焼 ト書き 「ここで泣く」


◆4位 凡人40点 大友花恋
初刑事 手錠震わす 余寒かな

内藤 ええやんか。

【本人談】
初めて刑事役をやった時、手錠をつけるシーンで凄く緊張してしまった。「ウ~」って震えてしまったのをテストのときにやって恥ずかしく、周囲の人に「寒いからかな~」みたいなのを誤魔化したのが凄く記憶に残っていた。

森口名人 季語を際立たせるのであれば、「余寒かな」があるのに緊張で震えるというのと掛けない方が良かったかなと。
梅沢永世名人 そうですね。

夏井先生 
お話を聞いてやりたいことが明確になった。
「初刑事」から始まるため、本当に初めて刑事になった人の句かなと思う。
これが一つある。
残りの問題点は今、(森口)名人が語った通り。
「震わす」があるため、「余寒」で寒いから震えるという風に因果関係が出てしまうのが勿体ない。
季語を信じれば「震わす」は書かない方が良いというシーン。
この句の場合は「余寒」という季語から。
「かな」ではなく「余寒なり」と言い切る。"余寒であるよ"と先に言い切る。
ここで「手錠」を出し、率直に「をかける」。
「手錠」が出てきたら逆に「刑事」は要らない。
本人 あ~重ねた。
夏井先生 でしょ。
ここで「初シーン」ぐらいにしたら撮影だと分かる。
本人 それが言いたかった。
夏井先生 そうでしょ。
この瞬間に撮影現場にボーンと行って、余寒という季語がその現場を包み込む。
言わなくても手錠の冷たさは季語が語ってくれる。
季語を信じるというのはそういうこと。

本人 凄く綺麗です。ホントにもう、これからバラエティー番組で何か喋んなきゃいけない時は、夏井先生に横にいてほしいぐらいです。
浜田 なんでやねん(笑)。

●解説のポイント
「初刑事」だと本職の刑事目線にも
「震わす・余寒」の因果関係が勿体ない
語順を変えて「初シーン」で撮影と押さえる
手錠の冷たさは季語「余寒」が語ってくれる

添削後
余寒 手錠 初


◆最下位 才能ナシ38点 斎藤司(トレンディエンジェル)
冴えかえる 帰宅後妻の 取り調べ

梅沢永世名人 何言ってんの。

【本人談】
遅く飲みに行って帰った時、寒くクッと店から飲んで帰った時にクッと冴返る感じと、帰って妻から怒られるんだろうなという我に返る感じを立体的に表現してみたんですけど、ドラマ関係ないなと今見てて思った。

夏井先生 
兼題写真から「取り調べ」という単語を抽出し、別の場面に発想を飛ばしてみるというやり方はあっていい。
本人 あ、そうなんですか。
夏井先生 その点に対してあなたはビビる必要はない。
本人 あ~なるほど。
夏井先生 ないのだが、「帰宅後妻の取り調べ」というこの内容が貧しいと思う(笑)。
「取り調べ」まで言うから底が浅い句になる。
とにかくこれはさっさと帰ってもらう。
梅沢永世名人 消しましょう。
夏井先生 おっちゃんと人のことなら気が合う(笑)。2回消しておく。
梅沢永世名人 ドンドン消しましょう。
本人 僕の身にもなって下さいよ。
夏井先生 季語表記は「冴返る」に。
「取り調べ」を無くしたため、「深夜」という時間帯を書くのも一手。
その後どうなるのかを書かなくて良い。
「妻や」と強調して「待つ」。これだけでいい。
大友 うわ~、もう怖い。
夏井先生 こうすると、さあどうなるんだろうというドラマが動き出す。

●解説のポイント
兼題から「取り調べ」を抽出して別の場面へ展開
後半の内容が貧相で底が浅い
季語表記を正して時間帯を書く
その後の展開は書かずにドラマを想像させる

添削後
る の帰宅 妻


★特待生昇格試験★

→<名人7段>・森口瑤子は現状維持が続く。
森口名人 刑事ドラマのレギュラー(→「相棒」)も持っていますので、ここはやっぱり上がりたいなという気持ちになってきました。
浜田 そらそう。

◆『ロケバスに 積む犯人の 春日傘 森口瑤子

内藤 なるほどね。

【本人談】
基本的に小道具は(スタッフの)小道具さんが用意してくれる。たまに思い入れが強かったりすると、自分の私物を持って行って衣装合わせで「これを使いたい」と言って使うことがある。日傘が犯人のキーポイントになるような役の時、自分で綺麗な春の日傘を選んでやったことがある。忘れてはいけないため、ロケバス(の荷棚)に積んで、積んだ所を見ながら「こんな綺麗な日傘なのに、おどろおどろしく見えてくるな」と思ったことを思い出して。

梅沢永世名人 これは良いと思うなぁ。
本人 ホントに?

★評価ポイント
季語「春日傘」を下五に置いた効果の是非

梅沢永世名人 あらら。
浜田 「あら」って言うてるで。

■査定結果
名人8段へ1ランク昇格

理由:犯人像が浮き上がってくる

本人 やった~。届いた。
梅沢永世名人 素晴らしい。こうでなくちゃ。
浜田 やっと上がったよ。
梅沢永世名人 もうすぐですよ。

夏井先生 
たったこれだけの言葉でよく表現したと褒めたい。
まず「ロケバス」から入るため、当然これはドラマの撮影に違いないだと分かる。
この一言で「撮影」「シーン」とクダクダ書かなくても一発でいける。それが分かるのが名人。
「に積む」の後にいきなり「犯人」が出てくる。
物を積むのかと思えば「犯人」が出てきて、どういうこと?と思って最後に「春日傘」という季語が出現する。
この語順はとても大事。
しかも「春日傘」は犯人がどういう人物かと暗示しつつ、実はそれがトリックで全然違うストーリーになるのかもしれない。
そういう意味で、このドラマの大事な要素に違いないと。
そういうことまで、この一句はこっちに伝えている。
最も少ない言葉で最も大きな世界・効果を作る。
これが出来るのが名人。

浜田 ワンランク昇格です。おめでとうございます。
本人 うわ~、頑張ります。

●解説のポイント
「ロケバス」でドラマの撮影に違いない
語順の展開も良い
季語が犯人像を暗示しつつトリックにもなる
最少の言葉数で最大の世界を作る

添削なし


★特別永世名人 梅沢富美男の締めの一句★

→<特別永世名人>・梅沢富美男はここまで4回連続ガッカリと今年絶不調。
清水アナ 続いては梅沢富美男さんの俳句です。梅沢さんには名人たちよりもハイレベルな俳句で番組を美しく締めてもらいます。
梅沢永世名人 斎藤!よく見とけ!
斎藤 すいません。
梅沢永世名人 これが俳優が作る俳句だ。
斎藤 はい。
梅沢永世名人 よく見とけ!
浜田 ずっと調子悪かったくせにな~。
***
梅沢永世名人 今日は俳優の集まりですよ。
浜田 森口さんは上がってますから。
梅沢永世名人 私は皆さんの星ですから。300年に1人の俳優ですよ。今日は見せてやりますよ。

◆『張り込みの あんぱん香る 桜漬け 梅沢富美男
※桜の塩漬けが中央に入ったあんぱんを刑事ドラマの張り込みの最中に食べ、あんぱんの香りが漂っている様子を詠んだ一句。

浜田 (句が読まれる途中で清水アナを向き)ベタな俳句やな。
清水アナ そうですね。
浜田 さあ、これどういう句ですか?
本人 (笑いながら)はい…いや、浜田さん。
浜田 はい?
本人 ホントに…。
浜田 何?
本人 私の句聞いてました?
浜田 いや聞いてましたよ(笑)。
本人 今向こう見てませんでした?
浜田 いや違います、違います。1句目読んでるのを聞いて、ちょっと彼女(→清水アナ)が、なんか「ベタな俳句ですね」って(笑)。
清水アナ 私言ってないです、そんなこと。
本人 ベタな俳句!?(笑)
浜田 いや、「張り込み」で「あんぱん」出てきたから。ベタやなみたいな…。謝っとけよ。
清水アナ いや、違う。浜田さんが。
浜田 要らんこと言うな。
本人 謝まんなさい、永世名人に。
清水アナ すみませんでした。
浜田 結果じゃあ、見てみましょうよ。
清水アナ では結果が届いてますので。
浜田 ああそう…。そういうもんなのかな。

■査定結果
特別永世名人なのにガッカリ…

理由:もっとギャップがある展開にできる

斎藤 あらら。
矢柴 ヤバイ。
内藤 ヤバイ。
紺野 ガッカリ?梅沢先生?

夏井先生 
いかにも刑事ドラマらしい。
小道具として「あんぱん」を使うのが悪いわけではない。
ただ、パッと見た瞬間に「刑事ドラマ」のお題で苦労した皆さんの中には、張り込み・あんぱん・牛乳のラインを考えた人は他にもいらっしゃったと思う。
そういう意味でお手本というには物足りない。
それを清水さん(→実際は浜田)は言いたかったのだろう(笑)。
清水アナ 私、言ってないですからね。浜田さんですからね。
夏井先生 これは語順。「桜漬け」から。
桜漬けと言われたら何かおめでたい席だと思う。
「香る」でも良いが「ほんのり」と置いて、少しあったかい幸せそうな空気感を作る。
「張り込みのあんぱん」と展開する。
こういう風に持ってくるとおめでたい席かと思うと「張り込みのあんぱん」だったと。
あんぱんに最後焦点が来ると、もう一度季語「桜漬け」に意識が戻っていく。
季語も活かしつつ、このギャップも活きてくる。
まさか張り込みのあんぱんがここ(→締めのお手本)で出てくると思わない。
正直言うと、今日は森口さんので終わりたかった(笑)。
浜田 なるほど。

●解説のポイント
いかにも刑事ドラマらしい
「あんぱん」の発想はお手本に物足りない
季語から描写する語順に
「ほんのり」で幸せそうな空気感を作る

添削後
桜漬けんのり 張り込みのあんぱん


浜田 世に出せませんので、これは消します。せーの、ドン。
(シュレッダー演出)
浜田 いやこれホント次ぐらい梅沢さん行ってくれないと、へこんでるよね。そりゃへこむわな。
梅沢永世名人 「はんなり」ってのが嫌いなの。
夏井先生 あの、「ほんのり」なの。
梅沢永世名人 あっ…(笑)。

★次回2/22の俳句の兼題は「カラオケ」です。


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コメント

No title

5位
取り調べという単語を抽出した点は悪くないのかもしれないけれど、原句のままでは妻が取り調べを受けているという変な読み方も可能になってしまうのではなかろうか。

4位
上句が寸詰まり。寒けりゃ震えもするだろうから、震えるはいらないし、余寒て震えるものなんだ!と感動することでもないので「かな」もいらなかった。

3位
添削句が面白かった。春夕焼の広い光景があって、ト書きがあり、「犯人『ここで泣く』」という字へクローズアップしていく。
原句は情報の重複という点で損したか。

2位
最後に血のりという文字を持ってきたほうが得だったという話。名詞止めは基本の形だけどこの句の場合オチをつけるという効果もあったろう。

1位
添削はあったが確かにこれはシリーズのドラマで長く刑事役をやっている内藤さんにしか詠めない発想だと思う。

森口名人
これは良いですね。各単語の経済効率もだし、最後の春日傘が犯人役であり犯人の人物像を想像させる。

御大
ベタな上に、動詞の位置のせいで、香っているのがあんぱんなのか桜漬なのか分かりにくくなっている。

更新お疲れ様です

前週の予告の兼題発表を見て「難しすぎるだろ!」と思いましたが、出演者を見ると納得。科捜研・捜査一課長の内藤さん、相棒・温泉マル秘大作戦の森口名人、そして「駅前タクシー湯けむり事件案内」の御大といい人達を揃えたなと。流石に清水アナにこのお題はかわいそうとも。
題としては「刑事ドラマの中(刑事・犯人・被害者の立場)を詠むか」「刑事ドラマの外(役を演じている立場)を詠むか」「テレビの外を詠む(刑事ドラマを見たり、それに近しい日常)か」という選択が問われる感じでした。

最下位 斎藤さん
発想の飛ばし方は良かったのですが「飲んで遅く帰って奥さんに叱られる」という着地点も結構凡人だったかなと。
添削の「妻や待つ」の「や」は詠嘆ではなく「は」「が」の助詞の代わり(例えば「じいさんや、ばあさんや」みたいな使い方)でしょうか。

1位 内藤さん
内藤さんというのを知っていてというと警察の方なんだなぁと思いますが、そうでなくても定年はしたけれど前の会社の前はよく通って、春になると昔の部下が新人に「あの人世話になった人だからお辞儀ぐらいしとけ」みたいな感じで頭を下げられる。それが春の恒例になって「ああ今年も新入社員の季節か」と気づく。でもこういった発想はやっぱり内藤さんにしか詠めない。流石でした。

森口名人
単語ごとの経済効率もさることながらやっぱり読み手に想像を膨らませる効果があったのが素晴らしかったです。
やはりサスペンスだと特徴的な服装の犯人を追うという展開はミステリアスで引きのあるもの。自分は「女マネージャー金子かおる 哀しみの事件簿1」の「赤い服の女」が印象的でした。
この春日傘もただの小道具かもしれないし、犯人の大きな印象かもしれない。そしてそんな春日傘を使う犯人のバックボーンは…と考えるだけでも楽しい。聖母たちのララバイが流れてそう。

御大
紺野さんの「どうしてもアンパンと牛乳から離れられなくて」というコメント聞いた時どういう心境だったんだろうかとw
もちろんベタ・直球勝負が悪いわけではないのですが、少なくともMC2人にあの段階で「ベタ」ってバレてるようじゃねぇ…
御大としてもずっと出演が続きますが、皆さんのコメントにもある通りコロナ禍での平場4人・特待生3人から元の平場5人・特待生2人に戻りましたし、浜ちゃんも他の永世名人も色々大変な中でこうボツであっても盛り上げてくださる御大の奮闘だけでもありがたいと思って。

そして来週の予告はもうとにかく不穏で…果たして誰が餌食になるのやら…くわばらくわばら。

大減点、やらかすのRGな気がするな
過去に北酒場の歌詞や大江裕の「恐れ入ります」を
そのまま引用して大目玉を食らってた前科が…
で、また何かしら引用してとうとうなっちゃんの堪忍袋の緒が…ってところか

で、富美男はいつになったら…
次も懲りずに夢芝居を放ってくるのかどうか(笑)

昨日のプレバト

内藤さんが初挑戦で才能アリ1位を獲得し、森口さんが約半年ぶりに昇格を果たすといい、素晴らしい内容でしたね。おっちゃん(梅沢さん)、いつになったら今年初の「お見事」が出るの!?

追記
次回の放送で「67点減点」が出るので、それに泣く犠牲者は誰になるのか予測できませんね。

No title

最近特待生の査定枠が2席に減った上にほぼ梅沢さんが出ていてその上ガッカリ査定が多いのでもっとがんばってほしいですね。

1位 
「本職」というのが完全に極道だと思って読んだのは置いておくとして、感慨深さのあるエピソードが良かったと思った。新入りも混じる顔ぶれに礼をされることで、春がまた来たのだと。

2位
まさかの死体役ネタ二回目だが、彼にしか詠めないという点では強みだろう。
「血のり」をいきなり出したのが面白みを削いで惜しかったほか、折角「長閑」と散々解説に使っていたのだから季語を「長閑」にしてほしかったところ。
(自分なりの添削)
のどけしや血のり染みたる撮影後

3位
まあ理論上は出来てるし添削する場所も無いが、エピソードや季語「春夕焼」の面白さはそんなに無い(感動する出来事と夕焼の取り合わせは掃いて捨てるほどある)。
本当に70点ギリギリな句だったと思う。あと三段切れっぽいし。

4位
いきなり「初刑事」という寸詰まりで困惑したかと思ったら「震わす」と「余寒」というベタベタな取り合わせ。切れ字「かな」も合っていない。

最下位
「取り調べ」を単なる妻の詰りに大袈裟に使ったのが最大の敗因か。「冴えかえる」と無駄にひらがなで書いた理由も謎。
そして添削は「妻や待つ」の「や」が意味不明。素直に「妻の黙(もだ)」くらいで良かったのではないか?

森口七段
出演数の割に結果が振るわないイメージだった彼女だったが、見事に面目躍如。
「ロケバス」「犯人」「春日傘」。名詞だけでドラマを作り出している。季語「春日傘」も撮影用の小物なら何でも良いと見せかけて、しとやかな犯人像を浮かべさせるナイスな物選びだったと思う。

梅沢富美男
「張り込みのあんぱん」だけでなんとも古臭い発想で即ボツと思ったところに「桜漬」で更に困惑した句。
祝いの席に出す飲み物とあんパン一緒に食うのか!?しかも張り込みで!!?(本人の解説通り、あんパンに乗った漬物としての桜漬と捉えるのが妥当な考えであろうが……)
「香る」のがあんぱんなのか桜漬けなのか曖昧という永世名人にあるまじき文法ミスまでやらかす。
出演する度に句の質が落ちてるのだし、もうそろそろ休んでほしいと思います。

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