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Re: 千賀くんの段位
コメントありがとうございます。
ご指摘の箇所、確認の上訂正いたしました。
> 千賀くんは6段ではなく4段ですよ。
ご指摘の箇所、確認の上訂正いたしました。
> 千賀くんは6段ではなく4段ですよ。
千賀くんの段位
千賀くんは6段ではなく4段ですよ。
No title
・馬場さん
ここのところ調子がよさそう。二択に対して「選ばなかった方に注目する」という発想法が良かったと思います。添削句だと余韻が残り、余韻を残すというやり方が句の内容に合ってよいと思います。
・ジュニアさん
正直これが一位でも文句は全くないです。ライスとパンの写真からトラクターに発想できるのはさすがだと思います。ライスとパンという二択の兼題を一番うまく生かしていると思います。そして、この句で描かれている情景が一発で浮かびます。子どもの頃の思い出がストレートに伝わります。ジュニアさんの温かな俳句、私は好きです。
・松岡さん
機内食に発想を飛ばしたと推測できます。機内では「○○or○○」と聞かれることもあるでしょう。上五は賛否が分かれると思います。誰が誰に言っているのか、いろいろな風に読めすぎてしまう気がします。その会話に実際に作者が参加しているのかどうか、会話をしているのは乗客同士か、それともキャビンアテンダントさんと乗客か、などの疑問が残ります。ただ、いろいろ想像できてよいと思う人もいるのは分かります。
・パックンさん
寒明であれば、ご飯がアルデンテであるかどうかより、飯盒の湯気やご飯の温かさなどを描写したほうが良かったように思います。「キャンプ」は最近ではいろいろな季節に行うものですから、季語としての力は弱くなっていると思います。というか、最近昇格試験でお見かけしないですね。
・藤本さん
村上さんの「白鳥の波紋」の句の影響を受けているの?と思わせるような技法を使ってきました。藤本さんの句で破調の二物衝突の俳句はあまり見たことがないものですから...。嬉しい、という心情を「浅蜊開いた」という映像で伝えることができるからさすがです。ただ、二択の要素はあっても「ライスorパン」の要素はほとんどないでしょう。
・筒井さん
抽象的な句を詠むことが多い筒井さんですが、今回は意味がすっと入ってきました。「こんどの人」という言い方で、なぜか分からないが大人の女性を思わせます。それは作者が筒井さんだから、ということではないと思うのです。少なくとも大学生あたりの年代で「こんどの人」という言い方はしないでしょう。ただ、「春昼」という季語が主役に立っているかと言われれば微妙。村上さんの「車庫入れ」の句のような評価でしょう。これは兼題に忠実な句。
・向井さん
これまた村上さんの「バタにフォークの穴四つ」を思い出させます。私だけかもしれませんが。これも映像がしっかり見えます。パンで何かのソースを拭う動作、そして動作が終わった後の皿。「拭う」という動詞の選択が正しかったのか、は気になる所です。拭う、はけっこうマイナスな動詞である気がするからです。汚れを拭う、涙を拭う、などで使う動詞ですね。「つける」とシンプルに言ってもよいと思います。「春眠し」、という季語の選択は私は良かったと思います。食後で何か眠たくなりそうな春独特の空気を醸し出していると思います。
・中田さん
追風に花がつくと桜が舞う様子はもちろん、いい匂いを感じさせる造語になっていると思います。この句に対して、例えば「春の風」や「花の風」ではだめか、というところが気になります。中七の問題がありました。ここでは、握り飯が売り場に並んでいるのを見ているのか、握り飯を実際に食べているのか、というところをしっかり描写してもよかったと思います。ただ、添削例に「三日」が使われているのが気になりました。「三日」は正月の季語だと読む人もいるでしょう。「花追風」が季語として定着していないから余計に。
ここのところ調子がよさそう。二択に対して「選ばなかった方に注目する」という発想法が良かったと思います。添削句だと余韻が残り、余韻を残すというやり方が句の内容に合ってよいと思います。
・ジュニアさん
正直これが一位でも文句は全くないです。ライスとパンの写真からトラクターに発想できるのはさすがだと思います。ライスとパンという二択の兼題を一番うまく生かしていると思います。そして、この句で描かれている情景が一発で浮かびます。子どもの頃の思い出がストレートに伝わります。ジュニアさんの温かな俳句、私は好きです。
・松岡さん
機内食に発想を飛ばしたと推測できます。機内では「○○or○○」と聞かれることもあるでしょう。上五は賛否が分かれると思います。誰が誰に言っているのか、いろいろな風に読めすぎてしまう気がします。その会話に実際に作者が参加しているのかどうか、会話をしているのは乗客同士か、それともキャビンアテンダントさんと乗客か、などの疑問が残ります。ただ、いろいろ想像できてよいと思う人もいるのは分かります。
・パックンさん
寒明であれば、ご飯がアルデンテであるかどうかより、飯盒の湯気やご飯の温かさなどを描写したほうが良かったように思います。「キャンプ」は最近ではいろいろな季節に行うものですから、季語としての力は弱くなっていると思います。というか、最近昇格試験でお見かけしないですね。
・藤本さん
村上さんの「白鳥の波紋」の句の影響を受けているの?と思わせるような技法を使ってきました。藤本さんの句で破調の二物衝突の俳句はあまり見たことがないものですから...。嬉しい、という心情を「浅蜊開いた」という映像で伝えることができるからさすがです。ただ、二択の要素はあっても「ライスorパン」の要素はほとんどないでしょう。
・筒井さん
抽象的な句を詠むことが多い筒井さんですが、今回は意味がすっと入ってきました。「こんどの人」という言い方で、なぜか分からないが大人の女性を思わせます。それは作者が筒井さんだから、ということではないと思うのです。少なくとも大学生あたりの年代で「こんどの人」という言い方はしないでしょう。ただ、「春昼」という季語が主役に立っているかと言われれば微妙。村上さんの「車庫入れ」の句のような評価でしょう。これは兼題に忠実な句。
・向井さん
これまた村上さんの「バタにフォークの穴四つ」を思い出させます。私だけかもしれませんが。これも映像がしっかり見えます。パンで何かのソースを拭う動作、そして動作が終わった後の皿。「拭う」という動詞の選択が正しかったのか、は気になる所です。拭う、はけっこうマイナスな動詞である気がするからです。汚れを拭う、涙を拭う、などで使う動詞ですね。「つける」とシンプルに言ってもよいと思います。「春眠し」、という季語の選択は私は良かったと思います。食後で何か眠たくなりそうな春独特の空気を醸し出していると思います。
・中田さん
追風に花がつくと桜が舞う様子はもちろん、いい匂いを感じさせる造語になっていると思います。この句に対して、例えば「春の風」や「花の風」ではだめか、というところが気になります。中七の問題がありました。ここでは、握り飯が売り場に並んでいるのを見ているのか、握り飯を実際に食べているのか、というところをしっかり描写してもよかったと思います。ただ、添削例に「三日」が使われているのが気になりました。「三日」は正月の季語だと読む人もいるでしょう。「花追風」が季語として定着していないから余計に。
今回も更新お疲れ様です
私もてっきり「パン」あるいは「ご飯」、付随するものでも食事に関する句が出るかと思ったら「二択」という所にフォーカスする句が出るのは中々驚きでした。
ですが、夏井先生が査定のポイントを「季語を活かしているか(これは普段の査定でもそうですね)」に加え兼題の「二択のイメージ」という所に重きを置いたのはなるほどと思いました。
冬麗戦の際の「『人生ゲーム』から人生にまつわる句」の是非についてこの場所でも大きな議論になりましたが、ここ最近のタイトル戦については裏のお題として「人生」というものが入っているのではないでしょうか。「『人生ゲーム』から『人生の転換期』」「『食事の二択』から『人生の二択・是非・可否・合否』」など。
これらは他のお題でも句に盛り込める一方、この1つだけで題として句会などで読むにはハードルが高すぎる。これを示唆する意味で兼題として出すのがプレバトらしいなと思いました。
A・Bブロックが「二択&食材」というアプローチの中、C・Dブロックがどんなお題で「二択」について切り込むのか。駅の階段とエスカレーターの写真ですから急行or各駅停車?飛行機or新幹線?
そのあたりも楽しみです。
ですが、夏井先生が査定のポイントを「季語を活かしているか(これは普段の査定でもそうですね)」に加え兼題の「二択のイメージ」という所に重きを置いたのはなるほどと思いました。
冬麗戦の際の「『人生ゲーム』から人生にまつわる句」の是非についてこの場所でも大きな議論になりましたが、ここ最近のタイトル戦については裏のお題として「人生」というものが入っているのではないでしょうか。「『人生ゲーム』から『人生の転換期』」「『食事の二択』から『人生の二択・是非・可否・合否』」など。
これらは他のお題でも句に盛り込める一方、この1つだけで題として句会などで読むにはハードルが高すぎる。これを示唆する意味で兼題として出すのがプレバトらしいなと思いました。
A・Bブロックが「二択&食材」というアプローチの中、C・Dブロックがどんなお題で「二択」について切り込むのか。駅の階段とエスカレーターの写真ですから急行or各駅停車?飛行機or新幹線?
そのあたりも楽しみです。
続きいきます
最下位
中田名人
オリジナルの季語「花追風」の中田名人のイメージは旅でしょうか。前回昇格された句も旅行の句なので、中田名人の中で固定されてるような印象はあります。
中七「見知らぬ町」は旅とは限らず、何かのネガティブなイメージな用事もあります。旅行であればわかる描写がほしいかなと。
旅先のおにぎりふわり花追風
3位、パンサー向井さん
ある意味では下克上なのかもしれませんねw
季語が動くという意味では
たとえば
「山笑う」だと自然のなかのレストラン
「春ショール」だとデートの光景
いろいろ考えられますね。俳句の基本ではありますが、特待生以上になると求められるレベルも変わるのを感じます。
2位、筒井真理子さん
漠然ながらも、実は映像化できてるという意味では筒井さん特有の武器でしょうか?
特待生昇格の句を思い出しました。
季語が動くというのも別の方がコメントされてますが、
「山笑う」ならピクニックの光景
「ネーブルや」と置けば、フルーツサンドを作る光景
「春の虹」とあればLGBTをイメージさせてくれたり
いろいろできますね
今のところの補欠では千原ジュニア名人が優位かなと思います。
句の中の季語が必然的なものになるという意味では、査定ポイントの季語が主役に立てられているか?
というのであれば、千原ジュニア名人が優位かなと
藤本名人
句またがりの二物とりあわせですね。因果関係があるようでない、微妙な加減が好きです。
馬場典子さんもですが、こちらは調べの問題。
原句だと素っ気ない感じですが、添削だとウキウキ感が表現されてます。
来週は1名をのぞいて決勝経験者
下克上が起きるか楽しみです。
中田名人
オリジナルの季語「花追風」の中田名人のイメージは旅でしょうか。前回昇格された句も旅行の句なので、中田名人の中で固定されてるような印象はあります。
中七「見知らぬ町」は旅とは限らず、何かのネガティブなイメージな用事もあります。旅行であればわかる描写がほしいかなと。
旅先のおにぎりふわり花追風
3位、パンサー向井さん
ある意味では下克上なのかもしれませんねw
季語が動くという意味では
たとえば
「山笑う」だと自然のなかのレストラン
「春ショール」だとデートの光景
いろいろ考えられますね。俳句の基本ではありますが、特待生以上になると求められるレベルも変わるのを感じます。
2位、筒井真理子さん
漠然ながらも、実は映像化できてるという意味では筒井さん特有の武器でしょうか?
特待生昇格の句を思い出しました。
季語が動くというのも別の方がコメントされてますが、
「山笑う」ならピクニックの光景
「ネーブルや」と置けば、フルーツサンドを作る光景
「春の虹」とあればLGBTをイメージさせてくれたり
いろいろできますね
今のところの補欠では千原ジュニア名人が優位かなと思います。
句の中の季語が必然的なものになるという意味では、査定ポイントの季語が主役に立てられているか?
というのであれば、千原ジュニア名人が優位かなと
藤本名人
句またがりの二物とりあわせですね。因果関係があるようでない、微妙な加減が好きです。
馬場典子さんもですが、こちらは調べの問題。
原句だと素っ気ない感じですが、添削だとウキウキ感が表現されてます。
来週は1名をのぞいて決勝経験者
下克上が起きるか楽しみです。
今回2択のお題ということだったが、AもBも1位はパンご飯ガン無視の、選択ということを重視した句。
それだったら階段orエスカレーターがお題の場合でも成立するではないか。
パンご飯を句に反映させた人が損をしているようでちょっと納得がいかなかった(もちろん敗因は技術的なものもあるが)。
選択ということを主たるテーマにしたいならAB、CDでお題を分ける必要があったのか。
それだったら階段orエスカレーターがお題の場合でも成立するではないか。
パンご飯を句に反映させた人が損をしているようでちょっと納得がいかなかった(もちろん敗因は技術的なものもあるが)。
選択ということを主たるテーマにしたいならAB、CDでお題を分ける必要があったのか。
Bブロックについて
4位 中田名人
ご自身で造られた「花追風」で勝負。この造語、以前は追い風、また、花の香りを届ける風、という意味で使われていた。
そうすると、「花の香りを届ける追い風、(に乗ってふらりと来た)知らない町で握り飯を食べている」、と少し措辞と近く感じる。
また、全体の意味は変わるが季語を「春の風」等別なものにしても句が成立するのが難点。
添削句の内「季語を大事にする」方だと、中七に「吹いて」と一見要らないワードが入るが、これは「花追風」が浸透するまで「吹くもの」と言わないと伝わらないということだろう。
中村草田男の「万緑」のように、プレバトから新季語が現れ浸透することを期待したい。
3位 向井さん
基本形。春の眠気のまま眠り、目覚めたらテーブルの上にまだ皿があり、パンでソースを拭った後がある、位だろうか。
これよりかは、「麗らか」等を入れて、ソースをパンで拭った方が美味しかったんだろうねえ、となりはしまいか。
2位 筒井さん
こちらも季語が動くが、「こんどの人」は何者か?明るく暖かくて長閑な感じの人、だとして、その「こんどの人」は恋人にも見えるし、店員からみた常連かもしれない。必ずパンを買っていく人、のような。
となると、「こんどの人」と詠み手の関係性をよりぶれずに伝える季語を探す。
例えば「春の夜」や「春の闇」といったものにすると、これがグッとアダルトな内容にもなる。地理の季語、春の海、春の山だと一緒にデートでパンを食べてる感じも出るだろう。生活の季語、春炬燵あたりでも。
入社式だと新人さんがパン好きといった感じか。確かに色々試せそう。
2位と3位は、どっちのパンが美味しそうか(2位はパンが目の前にある、3位はもう無い)のと、3位の「で」が散文的だったからか。
1位 藤本名人
コロナ下、テレビの公開録画の人数制限も厳しく、当たれば喜びと驚きもひとしおだろう。アサリが開く様が驚いているように見えるユーモラスさはある。ただ、開くのと口を開けるのとでは、茹でた感じと砂抜きをしてるように感じる違いがある気も。個人的には砂抜きのアサリの様の方がおかしみを感じる。
韻の問題もあるが、元々18音の句だった原句は公開録画/当たった浅蜊/開いた、という774に読めなくもない。添削句だと公開録画/当たった浅蜊/口開けた、775にも読め、調子を取りやすい。
決勝が楽しみです。
ご自身で造られた「花追風」で勝負。この造語、以前は追い風、また、花の香りを届ける風、という意味で使われていた。
そうすると、「花の香りを届ける追い風、(に乗ってふらりと来た)知らない町で握り飯を食べている」、と少し措辞と近く感じる。
また、全体の意味は変わるが季語を「春の風」等別なものにしても句が成立するのが難点。
添削句の内「季語を大事にする」方だと、中七に「吹いて」と一見要らないワードが入るが、これは「花追風」が浸透するまで「吹くもの」と言わないと伝わらないということだろう。
中村草田男の「万緑」のように、プレバトから新季語が現れ浸透することを期待したい。
3位 向井さん
基本形。春の眠気のまま眠り、目覚めたらテーブルの上にまだ皿があり、パンでソースを拭った後がある、位だろうか。
これよりかは、「麗らか」等を入れて、ソースをパンで拭った方が美味しかったんだろうねえ、となりはしまいか。
2位 筒井さん
こちらも季語が動くが、「こんどの人」は何者か?明るく暖かくて長閑な感じの人、だとして、その「こんどの人」は恋人にも見えるし、店員からみた常連かもしれない。必ずパンを買っていく人、のような。
となると、「こんどの人」と詠み手の関係性をよりぶれずに伝える季語を探す。
例えば「春の夜」や「春の闇」といったものにすると、これがグッとアダルトな内容にもなる。地理の季語、春の海、春の山だと一緒にデートでパンを食べてる感じも出るだろう。生活の季語、春炬燵あたりでも。
入社式だと新人さんがパン好きといった感じか。確かに色々試せそう。
2位と3位は、どっちのパンが美味しそうか(2位はパンが目の前にある、3位はもう無い)のと、3位の「で」が散文的だったからか。
1位 藤本名人
コロナ下、テレビの公開録画の人数制限も厳しく、当たれば喜びと驚きもひとしおだろう。アサリが開く様が驚いているように見えるユーモラスさはある。ただ、開くのと口を開けるのとでは、茹でた感じと砂抜きをしてるように感じる違いがある気も。個人的には砂抜きのアサリの様の方がおかしみを感じる。
韻の問題もあるが、元々18音の句だった原句は公開録画/当たった浅蜊/開いた、という774に読めなくもない。添削句だと公開録画/当たった浅蜊/口開けた、775にも読め、調子を取りやすい。
決勝が楽しみです。
OAが終了しているので言わせてもらいます。プレバトの予告動画でフジモンさんが「よかった」という口の動きをしているのに気がついてしまったので、フジモンさんの1位は確信していました。今回は両ブロックともしっかりと波乱が起きました。波乱が起きる時も起きない時も予告で波乱と言われるのでよく分かりません笑。「どうした?」という梅沢さんの言葉は恐らく皆藤さんか森口さんに言ったのでは無いかと推測しています。ただ、添削がなくて2、3位になっているので誰が来てもおかしくありません。昇吉さんが初本戦に来るという意味で予告動画で波乱と言っている気がします。Cブロックは誰が来てももはや驚かない気がします。千賀さんが冬麗戦のような句を詠んで圧勝するか、村上さんのらしい句で進出するかが見物です。村上vs千賀と予告に書いてありましたが、どちらも敗退だったりして…。
今回は
Aブロック
パックンさん、
字面だけだと、一人キャンプの印象がありました。解説なら賑やかな印象がほしかったので、夏井先生の添削がふさわしいかなと思います。
松岡充さん
英語と「機窓」の組み合わせで、海外にいく飛行機なのはわかりますし、季語によって旅の期待が伝わります。
兼題によりそうのであれば
機内食窓には春の星あまた
で定型におさめてもよかったのではと思います。それによって英語の会話があったのかもしれないと季語に託すこともできたのではと思います。
パックンさんの初期の句で
冴ゆる月眠りにつけぬ深夜便
がありましたが季語に旅の思いを委ねることができる楽しさを再認識しました。
2位、千原ジュニア名人
まずは回復おめでとうございます。プレバトでははじめてのコロナによる収録欠席でしたが、浜田さんの手腕に感心しました。
句の感想にはいります。実直で素直な句でした
2点気になるのは、
類想類句がありそうな感じは否めないことと語順でしょうか?
この句の場合は上五と下五を入れ換えたほうが、最後のほうで、いっきに映像が切り替わる面白さがあったのではと思います。
1位馬場典子さん、
「独活」とある時点で当然そこには白米もあるはずだという想像力がでてきます。
原句だと現在にネガティブな思いや後悔もかんじられますが、夏井先生の添削が見事でした。
Bブロックはまた後日。
次回の予告でどうしたの?と梅沢名人がいってましたが村上名人が予選落ちしたか、千賀名人が久しぶりの想像世界の句を詠んで三振したか?
この2つだと思ってます。村上名人以外は予選最下位の経験者ばかりなので
最後に拙句を詠ませていただきます。
最後に拙句を詠ませていただきます。
風光る診察帰りのハンバーガー
パックンさん、
字面だけだと、一人キャンプの印象がありました。解説なら賑やかな印象がほしかったので、夏井先生の添削がふさわしいかなと思います。
松岡充さん
英語と「機窓」の組み合わせで、海外にいく飛行機なのはわかりますし、季語によって旅の期待が伝わります。
兼題によりそうのであれば
機内食窓には春の星あまた
で定型におさめてもよかったのではと思います。それによって英語の会話があったのかもしれないと季語に託すこともできたのではと思います。
パックンさんの初期の句で
冴ゆる月眠りにつけぬ深夜便
がありましたが季語に旅の思いを委ねることができる楽しさを再認識しました。
2位、千原ジュニア名人
まずは回復おめでとうございます。プレバトでははじめてのコロナによる収録欠席でしたが、浜田さんの手腕に感心しました。
句の感想にはいります。実直で素直な句でした
2点気になるのは、
類想類句がありそうな感じは否めないことと語順でしょうか?
この句の場合は上五と下五を入れ換えたほうが、最後のほうで、いっきに映像が切り替わる面白さがあったのではと思います。
1位馬場典子さん、
「独活」とある時点で当然そこには白米もあるはずだという想像力がでてきます。
原句だと現在にネガティブな思いや後悔もかんじられますが、夏井先生の添削が見事でした。
Bブロックはまた後日。
次回の予告でどうしたの?と梅沢名人がいってましたが村上名人が予選落ちしたか、千賀名人が久しぶりの想像世界の句を詠んで三振したか?
この2つだと思ってます。村上名人以外は予選最下位の経験者ばかりなので
最後に拙句を詠ませていただきます。
最後に拙句を詠ませていただきます。
風光る診察帰りのハンバーガー
今回も字面からですが
査定のポイントが明記されたのは今回初めてではないでしょうか。「①季語をちゃんと活かしているか?②兼題写真の2択のイメージを押さえているか?」この辺りを意識して文を書きたいです。
さて、一気に10句放映されるうえ、タイトル戦。丁寧に見ていきたいので、ブロックごとに2回に分けて書かせていただきます。いいんだ、どうせ、映像を見れるのは明後日なんだから。
<Aブロック>
4位 パックンさん
通常の査定の回なら、少なくとも降格はない句。というのも、以前のタイトル戦で、「定型以外を学習して」とリクエストされていたが、句跨りと、季重なりを使っている。リクエストに応えて学習してきたことが窺える努力作。
恐らく、敗因は「寒明」と「ごはんはアルデンテ」の取り合わせ。立春が過ぎたばかりのキャンプ、そんなところに、「アルデンテ」、すなわち芯の残るご飯、誰が食べたいだろうか?
ただ、基本形でさんざんやってきて特待生2級まできた方。足腰はできているだろうから、テクニックを覚えて使いこなす(沢山句を詠んで鍛える)となれば、今後の活躍が見ものになってくる。
3位 松岡さん
兼題のイメージに即してないのが敗因。機内食、国際線、という感じで英語を入れた意欲作だったのだろうけども。
2位 ジュニア名人
なぜか2位に好かれる名人。
トラクターがあって、そのトラクターを運転しているじいちゃんの膝に乗っている春休みである。
状況は良く浮かぶ句だし、こんな思い出がある人もいるだろう、良い句だと思った。兼題写真から離れてしまった(トラクターは、米作りや小麦作りのためだけに走らせるものではない)のと1位が凄まじすぎた。
1位 馬場さん
「すごいの来た」、これが率直なところ。
だから、コメントよりは解釈と鑑賞をします。
原句
「選ばなかった道がよぎる。ウドがほろ苦い」
添削句
「ウドがほろ苦い。選ぶことのなかった道もまた」
原句の鑑賞。
詠み手には、人生の選択における道が頭によぎるときがある。「もしもあの時ああしていれば」、と。そんなときに詠み手はウドを食って、ほろ苦く感じたのだ。ところで、ウドは独活と書く。独りで活きると書いて独活。独りで生き生きと生きることを選んだことが、ほろ苦く感じるのかもしれない。
添削句の鑑賞
ウドをほろ苦く感じる。ところで、ウドとは独活と書く。独りで生き生きと生きることにほろ苦い感触を受ける詠み手がいる。しかし、詠み手には誰かと添い遂げる生活も選択肢としてあったのだ。選択しなかったその道を選んでも、きっと、独活を食った時のようなほろ苦さを感じていたはずだ。
映像を見たくてたまりません。
さて、一気に10句放映されるうえ、タイトル戦。丁寧に見ていきたいので、ブロックごとに2回に分けて書かせていただきます。いいんだ、どうせ、映像を見れるのは明後日なんだから。
<Aブロック>
4位 パックンさん
通常の査定の回なら、少なくとも降格はない句。というのも、以前のタイトル戦で、「定型以外を学習して」とリクエストされていたが、句跨りと、季重なりを使っている。リクエストに応えて学習してきたことが窺える努力作。
恐らく、敗因は「寒明」と「ごはんはアルデンテ」の取り合わせ。立春が過ぎたばかりのキャンプ、そんなところに、「アルデンテ」、すなわち芯の残るご飯、誰が食べたいだろうか?
ただ、基本形でさんざんやってきて特待生2級まできた方。足腰はできているだろうから、テクニックを覚えて使いこなす(沢山句を詠んで鍛える)となれば、今後の活躍が見ものになってくる。
3位 松岡さん
兼題のイメージに即してないのが敗因。機内食、国際線、という感じで英語を入れた意欲作だったのだろうけども。
2位 ジュニア名人
なぜか2位に好かれる名人。
トラクターがあって、そのトラクターを運転しているじいちゃんの膝に乗っている春休みである。
状況は良く浮かぶ句だし、こんな思い出がある人もいるだろう、良い句だと思った。兼題写真から離れてしまった(トラクターは、米作りや小麦作りのためだけに走らせるものではない)のと1位が凄まじすぎた。
1位 馬場さん
「すごいの来た」、これが率直なところ。
だから、コメントよりは解釈と鑑賞をします。
原句
「選ばなかった道がよぎる。ウドがほろ苦い」
添削句
「ウドがほろ苦い。選ぶことのなかった道もまた」
原句の鑑賞。
詠み手には、人生の選択における道が頭によぎるときがある。「もしもあの時ああしていれば」、と。そんなときに詠み手はウドを食って、ほろ苦く感じたのだ。ところで、ウドは独活と書く。独りで活きると書いて独活。独りで生き生きと生きることを選んだことが、ほろ苦く感じるのかもしれない。
添削句の鑑賞
ウドをほろ苦く感じる。ところで、ウドとは独活と書く。独りで生き生きと生きることにほろ苦い感触を受ける詠み手がいる。しかし、詠み手には誰かと添い遂げる生活も選択肢としてあったのだ。選択しなかったその道を選んでも、きっと、独活を食った時のようなほろ苦さを感じていたはずだ。
映像を見たくてたまりません。