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【金秋戦決勝】20210930 プレバト!!俳句紹介【バッテリー切れ間近】

2021年9月30日放送 プレバト!! 俳句金秋戦決勝結果まとめ
年4回の改変期に選ばれし名人・特待生のみが参加を許される俳句タイトル戦。
秋の季節に行われる第5回金秋戦決勝ブロックで名人・特待生の面々が詠んだ俳句を紹介します。

→結果一覧 →トーク集 →俳句詳細 →シード権発表 →編集後記

予選A・Bブロック記事
予選Cブロック記事
※過去のタイトル戦結果などはこちらまたはブログカテゴリからどうぞ。


挑戦者:<名人5段>中田喜子[49],<名人10段>藤本敏史(FUJIWARA)[70],<3級>北山宏光(Kis-My-Ft2)[38],<名人初段>森口瑤子[19],<名人4段>立川志らく[46],<名人7段>千原ジュニア[65],<名人7段>横尾渉(Kis-My-Ft2)[52],<名人10段★2>村上健志(フルーツポンチ)[58],<永世名人>東国原英夫[71],<永世名人>梅沢富美男[146] ※[数字]は挑戦回数
見届け人:千賀健永(Kis-My-Ft2)、岩永徹也、向井慧(パンサー)



●兼題:バッテリー切れ間近(携帯電話の電池残量)
バッテリー切れ間近の兼題

※シード権は3位までと発表
※順位クリックでリンク内移動します。
1位北山宏光(Kis-My-Ft2)3級スマホ死す画面に浮かぶ指紋と月すまほしすがめんにうかぶしもんとつき
2位横尾渉(Kis-My-Ft2)名人7段フリードリンク夜学子の電子辞書ふりーどりんくやがくしのでんしじしょ
3位立川志らく名人4段静かに文を破くふと秋蛍しずかにふみをやぶくふとあきほたる
4位藤本敏史(FUJIWARA)名人10段まず雁の飛来を尋ね長電話まずかりのひらいをたずねながでんわ
5位村上健志(フルーツポンチ)名人10段★2発電機運ぶ赤鬼村祭はつでんきはこぶあかおにむらまつり
6位梅沢富美男永世名人龍淵に潜む充電切れスマホりゅうふちにひそむじゅうでんぎれすまほ
7位東国原英夫永世名人携帯をタコ足充電夜学校けいたいをたこあしじゅうでんやがっこう
8位中田喜子名人5段秋雷や絶縁破壊長き闇しゅうらいやぜつえんはかいながきやみ
9位千原ジュニア名人7段夜半の秋次子に授乳の妻ZZZよわのあきじしにじゅにゅうのつまずずず
10位森口瑤子名人初段秋蝉や仰向いてなほぎぎと鳴くあきぜみやあおむいてなおぎぎとなく
順位発表順:7位→6位→5位→4位→8位→9位→3位→2位→最下位→1位


トーク集(各クリック)



■それでは順位別に見ていきます

1位◆『スマホ死す 画面に浮かぶ 指紋と月 北山宏光(Kis-My-Ft2)

【本人談】
今風の言葉で「スマホ死す」と一回切った。電源が落ちてしまった時って画面が真っ暗になる。そこに自分が使っていた指紋が夜電源が切れた場合に浮かんでくる。それが、月の光と画面の中にも月が浮かんできたという句。

千賀名人 ムチャクチャいいっすね。「スマホ死す」って言葉がめっちゃいいっすね(笑)。
浜田 なんやねん。
千賀名人 いや、めっちゃいいんで。
浜田 あ~そう?
千賀名人 めっちゃいいしか出てこない。
梅沢永世名人 これは僕には書けないですね。下五…。
浜田 はい、ありがとうございます(笑)。
藤本名人 なんか言おうとしてましたよ。

夏井先生 
いや、ビックリした。ホントに。東さんの句だとばっかり思っていた。まさかこの子!?とホントに驚いている。
作者が分かってみると「スマホ」が死ぬという言葉遣いは、若い人たちが言う「あ、死んだ」というそんな感じだと。
もっと「死す」をドスンと受け止めていたため、ここが評価の分かれ目になると思っていた。
ご本人の若さが分かるとここもそこまで暗くないのに納得した。
問題は「浮かぶ」。「死す」もそうだが、俳句で「浮かぶ」は映像になっていない使い方が多い。
ただ、これは自分の指紋が本当に浮かび上がる。指紋が出てくることで「浮かぶ」の動詞も一句にちゃんと定着する
最後が良い。浮かび上がるのは指紋だけでなく、「月」も一緒に映る
月という大きな秋の季語に対し、「スマホ」という現代的なものを取り合わせ、これだけ印象的な映像を作れる
東さんじゃなかったんだ、ビックリ!本当にビックリ。
直しはいらない。

藤本名人 おめでとう。

添削なし


2位◆『フリードリンク 夜学子の 電子辞書 横尾渉(Kis-My-Ft2)

※七五五で17音の破調の句。

【本人談】
夜学校に行っている生徒が学校終わりにファミレスとかに行ってフリードリンクを飲みながらずっと勉強して電子辞書の充電がなくなってしまうという句。

ジュニア名人 「フリードリンク」がええですね。「ドリンクバー」でもいいけど、全然違いますもんね。「フリードリンク」の方が時間の長さがある感じが
梅沢永世名人 良い俳句だね。うん。なんで優勝出来なかったのか、優勝した人が物凄い句考えたんだね。
藤本名人 そうでしょ(笑)。
浜田 フジモン! 全部斬ってやんなって。
藤本名人 そりゃそうでしょってこと言うから~。

夏井先生 
「フリードリンク」から入ってくるのが成功した。どういう場所かがある程度分かる。
そのあとの「夜学子(※夜学に通う生徒のこと)」が季語になる。
ファミレスでバイトなどの仕事が終わって学校が始まるまでのわずかな時間、お腹に何か入れてるのかもしれない。
そういうことが、上五・中七の移りだけで立ち上がってくる。そこら辺がやっぱり上手い。
「電子辞書」という今どきの文房具で締める。それぞれの言葉が映像を立てて、登場人物もきちんと見せてくれる。
作者が横尾さんだと分かって、もう一つ納得したのが七五五の型
横尾さん、ここんとこ七五五攻めが多い(笑)。五七五が基本のためそっちも忘れずにやってほしい。
これはこれで、内容とリズムが似合っている。
直しはいらない。

一同 いや、凄い。
本人 ありがとうございます。

添削なし


3位◆『静かに文を破く ふと秋蛍 立川志らく

※五七五の型を崩しながら、全て足すと17音になる破調の俳句。

【本人談】
充電切れから秋の蛍を思いついた。蛍が今にも消えそうに飛んでいる。「文(ふみ)」は私の中ではラブレター。それを静かに破いているというのを「ラブレター」と書かずに「秋蛍」の季語によって浮かび出るように詠めるかなと。

中田名人 はい。僭越ですけど、3位というので、まあちょっと中途半端かな~と(笑)。
浜田 ええ~!
藤本名人 まさかの批判。
中田名人 僭越ですけど。
向井 認めたくないんですね、やっぱり(笑)。
中田名人 真っ向勝負の自由律で勝負すべきですよ、こうなったらね(笑)。
浜田 凄いな~。

夏井先生 
「文を破く」と「秋蛍」との取り合わせに詩がある。
引っかかるところがあるとしたら「ふと」だけ。
俳句で2音足りない時に「ふと」、3音足りない時に「少し」を用いると。嫌味な言い方をする時がある。
この語順では、文を破いている時にふと気付くという意味になっている。
ご本人がそう言うならそれでも良いが、後半の語順をひっくり返せば「秋蛍」の描写にすることもできる。
直さなくても良いが、手を入れて良いですか。
例えば、季語の方に比重を入れるとしたら、「秋蛍ふっと」で、季語の動きの描写になる。
「秋蛍ほのと」なら「ほ」の韻が踏める。

添削後
静かに文を破く 秋蛍ふっと
『静かに文を破く 秋蛍



4位◆『まず雁の 飛来を尋ね 長電話 藤本敏史(FUJIWARA)

【本人談】
テレビを観ている時、地方の沼で秋の終わりになったら雁の群れが飛来するというのを知った。その辺に住む地元の方は、雁を見て秋の終わりを毎年感じていたと思う。その地元に住んでいた人が都会に住み、実家や地元の友達に電話した時、「雁、もう来たか?」のような入りでその後長電話をしたという俳句。

東国原永世名人 良いんじゃないですかね?
本人 ねぇ。
東国原永世名人 大体ね、犬山さんがマグレで1位を獲る時があるんですよ。僕らもマグレで下位に沈むことがあるんです。
村上名人 はい。
東国原永世名人 マグレが違うんだよね。
本人 うん、うん(笑)。
浜田 何やねん!何やねん、それ。どんな解説やねん!

夏井先生 
私もこれ良い句だなとは本当に思う。
本人 あれ?何でですか?
夏井先生 説明します。
俳句の世界に「まず~を聞く・褒める」という型はある。
類型は使いこなせば良いだけのことで、それは"似たような発想でダメ"というのとは別問題。
その型を上手く使っており、安定感もある。
「雁」が季語で生きもの・季節が出るが、作者の故郷の光景も一緒に浮かんでくる。
飛来を聞いていることで「尋ね」るという思いも伝わる。

「長電話」が着地としてベストかどうかという問題はあるが、流れの中で最後に色んなことに話が広がっていく。
これもしみじみとした感じがする。良いと思う。
直しはいらない。

本人 なんで4位?
一同 凄いわ。

添削なし


5位◆『発電機 運ぶ赤鬼 村祭 村上健志(フルーツポンチ)

【本人談】
お祭りで鬼とか出てくる。その鬼役の人手が足りず、バッテリーの発電機を運んでいる。これだけ読んだらもしかしたら、「赤鬼」とあるから「鬼役と分からない」ではないかと言われれば、それはそれで面白いかもなと僕は思って。

浜田 梅沢さんどうでしょう?
梅沢永世名人 はっ!?(笑) 私にですか?
浜田 いや、それは…永世名人ですから。永世名人としてはどうでしょう、ということ。
梅沢永世名人 まあ、普通の俳句じゃないですか。誰しも考えられる。
浜田 あ、そうですか。自分より(順位が)上ですよ。
梅沢永世名人 上ですけど、普通の俳句だと思いますよ(笑)。
本人 軽いな。

夏井先生 
これは語順をよく考えられている。
「発電機」という物が出てきて、「運ぶ」動作、「赤鬼」が出ることで小さな意外性がある。最後に「村祭」の光景だと。
これは特に何を直さないといけないということは全くない
。なぜこの順位かだけを説明する。
色んな村の行事・町の催しで、例えば「村祭」の神主が運んでいるとか、天狗役が運んでいるとか、そういう発想がないことはない。
タイトル戦でそういうところがちょっと損したかもなというその程度のこと。
直しはいらない。

梅沢永世名人 ヒドいんじゃない!俺の時はガンガン直しといてさ。
夏井先生 あ、はい。
梅沢永世名人 これも直せば良いじゃん!
浜田 酔ってんのか?
夏井先生 俺のは直さないといけないから直しただけです。
梅沢永世名人 …。
浜田 ハハハハハ。
向井 ぐうの音も出なくなっちゃった。
浜田 何にも言わない(笑)。さあ、皆さんどうですか?5、6、7位とこのメンツ。
藤本名人 直しがないのに5位?いや、俺絶対8位やわ~、これ。

添削なし


6位◆『龍淵に潜む 充電切れスマホ 梅沢富美男

※古来中国に伝えられる「龍は春分に天に昇り、秋分に淵に潜む」に由来する「龍淵に潜む」は秋の季語。

本人 まあ、6位の句でしょうね(笑)。
藤本名人 スネてる。
本人 説明させていただきます。

【本人談】
私たちからすると、携帯って今夢の世界のようなもので、何でも出てくるんじゃないかとビックリすることがいっぱいある。充電が切れると(画面が)暗くなる。そうすると、「あれ、これ龍でも潜んでいるんじゃないか」という期待感があり、パッと明るくなって我に返ると「お~」と思い出すような。そんなことを俳句にしたんですけど、まあ…6位だから(笑)。

夏井先生 
この思い切った取り合わせは胆力がないと出来ない。作者がおっちゃんと聞いて納得した。
素材はとてもよく
、これを上位に上げることは考え方としてある。
本人の説明が凄く良かった。映像にすればよいだけ。
これは充電が切れているスマホがあるという事実を述べている。暗い画面なんでしょ?
本人 そうよ。
夏井先生 書けよ!(笑)
「真っ黒な」とする。あれ、液晶画面っていうんだよ、おっちゃん。
本人 そう…(笑)。
夏井先生 知ってた?
本人 それ言ったらきっと言うでしょ。「携帯についてんの液晶画面に決まってんだろ、バカ!」って。
藤本名人 「バカ」なんか言わない。
夏井先生 真っ黒な液晶画面」
「潜む」がなくても「龍淵に」という短いバージョンもある。ここが最後に季語として残る。
この画面の奥に龍が潜んでいるのかもしれない。おっちゃん、これやってたら今回は1位・2位を争う句だった。

浜田 あら。
藤本名人 「これやってたら」って。めっちゃ変わってる(笑)。
浜田 フジモン、うるさいぞ。どうですか?
本人 恐れ入りました。
藤本名人 あれ、素直。
本人 「龍淵に」だけで十分成り立つなんてことは、今回初めて知ったのでもう一度勉強します。
浜田 あ~なるほど。
本人 でもね。俺をこんな所(=6位)に置いて後で泣くよ。
夏井先生 何で?
ジュニア名人 何でですか?
本人 視聴率がなくなってるじゃないか、もはや!(笑)
藤本名人 「なくなってるじゃないか、もはや」?
本人 ドンドン落ちてるぞ、今。子どもたちが手を合わせて泣いてもう終わってるんだ。オランダから!(笑) 
ジュニア名人 オランダ視聴率関係しないですよ。
藤本名人 関係ないですよ(笑)。
梅沢永世名人 これから盛り上げな、面白いこと言って。俺はもう絶対喋んないからね!(笑)
向井 そんな不貞腐れ方ないでしょ。

添削後
  龍淵に


7位◆『携帯を タコ足充電 夜学校 東国原英夫

※「夜学校」は定時制の高校・大学を指す秋の季語。

【本人談】
夜学には僕も行ったことがあるが、年齢など色々な方がいる。昼に働いて夜来ると大体充電が切れる。そうすると、教室の前後にタコ足充電のコンセントが置いてある。そこにみんな充電して授業を受ける。その映像が何か、年代・職業を越えて1つになっているその様子をね~、ダメかぁ。

浜田 色々言われた向井はどう思いますか?
向井 もちろん発想を飛ばしたりとかって、こういう俳句が出てくるのはすごいですけど。ただ、「携帯を」には負けませんよ、僕の句だって(笑)。上五「携帯を」ぐらいじゃ、私も動きません、それは。

夏井先生 
発想はとても良い。夜学の現実として「タコ足充電」に目を付けたと。長い言葉に果敢に取り組んだのも良い。
問題点の1つは散文的な語順。「携帯をタコ足充電している夜学校である」という風になり、この語順が損。
次に、「タコ足充電」は音数が多くて置き所が難しいが、中七に置くと字余りの8音になる。
俳句における中八はハンデが大きく、この単語をどこに置くかという大問題を抱えている。
そうなると、上五に字余りで置くという定石なら一番損しない。さらに、「夜学校」の「校」の一字が損をする。
中七で映像を絞っているが、最後に「学校」まで広げてしまうのも損。

「タコ足充電夜学」とし、「携帯のとりどり」で映像化する。
最後「とりどり」で再度焦点が来て、「タコ足充電」と映像を結び、真ん中にある季語「夜学」を再度クローズアップする。
難しいことに果敢に挑戦していた句だった。

本人 確かに語順が散文的かな~と思った。ギリギリでいいかなと思ったんですけどね、ギリギリを突くと大体ダメなんですね(笑)。

添削後
タコ足充電 夜学携帯 


8位◆『秋雷や 絶縁破壊 長き闇 中田喜子

【本人談】
雷でバッテリーが壊れてしまい、長い闇になったという句。兼題を真面目に受け止めて考えたんですが。あ~!

浜田 いやいや、そんな言われても…。

夏井先生 
中七「絶縁破壊」(※絶縁体の機能が失われ、電流が流れるようになること)を「何?」と思ったが、こういう言葉がある。
専門用語を俳句に取り込むのも大したチャレンジだった。
この句は三段切れで、プチプチと切れている。なぜなら、長い言葉を中七に入れるしかなく、これ以上触るのが不安だったと思う。
三段切れは解消した方が良いため、せめてそこだけ。
「絶縁破壊」とし、最後は「闇長し」と逆にして切った方が良い。

本人 そうですよね…。ホホホ、本当に。情けない~(笑)。

添削後
秋雷や 絶縁破壊 闇長


9位◆『夜半の秋 次子に授乳の 妻ZZZ 千原ジュニア

【本人談】
2人目の子どもがいる。奥さん自身のバッテリーが切れて一日が終わっている。夜中も起きて、ソファで起きている次男に授乳している奥さんは寝ている。バッテリーの切れた感じとアルファベットの最後の「Z」とか。「次子」「授乳」「Z」と濁った言葉・濁音で表現した感じにした。

藤本名人 え?何か。凄くええと思いますけどね。前、ね。「吾子」(→「痙攣の吾子の吐物に林檎の香」で優勝した)で長男。で、「次子」?
本人 「次子」。
藤本名人 次男でしょ、最近生まれた。ほんで妻やん。わ~やっぱ。家族総出でやってきたな~(※元妻のタピオカ騒動の謝罪のフレーズを用いてイジる)というのが(笑)。
向井 いよいよ自分で。
浜田 ハハハハハ。
藤本名人 俺的に言わすと。うーん、総出で来よったなと(笑)。

夏井先生 
「次子」は良かった。「吾子」なら1人だが、「次子」は2番目の子と分かり、なおさら育児の大変さが出る。この判断も良かった。
最後の「ZZZ」も果敢に挑んでいる点は認めたい。
ただ、勿体ないのは「夜半の秋」というぼんやりとした時候の季語。夜がドンドン更けていく感じ。
ここから始めたのがちょっと損。語順としては「次子」から行くべき。
「次子に」として「授」がなくても「乳(ちち)」でおっぱいをあげているのは分かる。
これで上五が構成でき、韻が踏める。
俳句は一行に書くため、「秋」に行きたいが…。
浜田 平仮名の方がいいわけね。
夏井先生 そうそう。
あきの夜半なる」とし、「妻ZZZ」と。映像の無い時候の季語が妻を通して見える作りになる。

本人 無茶苦茶イイっすね~(笑)。今までで一番良いかも(笑)。

添削後
次子に乳 の夜半 妻ZZZ


10位◆『秋蝉や 仰向いてなほ ぎぎと鳴く 森口瑤子

【本人談】
草むらに瀕死の蝉がいて、ひっくり返っているのに「ぎぎ、ぎぎ…」と震えて鳴いている。それに対して詠んだ句なんですけど、語順かな…。はぁ…。

夏井先生 
これ自体がどこが特に悪いということでもない。
気になるとしたら「秋蝉」や夏の「蝉」がこういう状態で鳴いているという句が俳句の世界では相当数ある。
そこの問題だけ。少しだけブラッシュアップしたい。
「仰向いて」から始める方が面白くなる。
「なほ」を諦めて「ぎぎ」とすれば、人間が仰向いて「ぎぎ」って何?と一瞬思わせる。
「鳴きけり」でここで「けり」の切れ字を用いる。最後は「秋の蝉」と名詞で落ち着かせる。
ただ、俳句の世界でよく詠まれている素材の句を上位にすると、テレビ観ている皆さんの中で「私もあんな句作った!」とギャーギャー言い出す(笑)。
順位を上げるのは中々難しい。その程度のこと。

浜田 ハッキリ言うたよ。
藤本名人 「ギャーギャー」ね。

添削後
仰向いて ぎぎと鳴 秋




★次回10/14の兼題は「弁当の店頭販売」です。



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コメント

シードは3人+永世名人な気がします
浜田さんならAグループに俳句四天王が同グループという引きしそうなので

カラオケと言ったのは「フリードリンク」の7文字だけ見たら、の話です。もちろん全部読むとファミレスかなと想像はつきます。

続きです

5位 村上名人
 
上五中七下五のそれぞれが名詞で終わってるので、三段切れに近いようなブツブツなリズムになってるのが減点なのかもしれません。

また役の格好をしたまま物を運ぶというのも、「村祭り」あるあるで類想だったのかもですね。

村上名人にしては起きにいった印象はします。


4位藤本名人

シードを逃した要因として考えられるとしたら、

句のなかに「雁」の存在がないということでしょうか?

少なくとも作者の目の前には存在してないのだけは確実ですし、作者の故郷にも確実に来てるかどうかがわからないので

もうひとつ、「まず」「長電話」の取り合わせも季語の存在感が薄れる要因だったのではと思います。暑中見舞いの挨拶のような印象でした。

ご本人の解説どおりであるならば、故郷に電話するのであれば、ある程度の時間をとるであろうことは想像できるので、

会話の描写を細かく書いたら、季語の存在感がでたのではと思います。自分が詠むとしたら

故郷や「そっちに雁はもう来たの?」

作者の故郷の方言があったらよりリアリティーがあったかもしれません。

 
シードを獲得された3人と藤本さんの差は何かといえば

句の中における季語の存在感の大きさではないかと思います。

句の世界の中に季語が映像として実際に存在するかどうかで考えたら、妥当ではないかと思います。


3位 立川志らく名人

「捨てる」ではなく「やぶく」ということで、作者の心情がより表現されていると思います。

原句だと作者自身の描写にやや比重がかかってますが、先生の添削だと季語の描写を描きながらも、原句の「ふと」の描写も含まれてます。

調べでも原句だとゆったりした前半、唐突な感じがある後半にやや違和感がありますが、

添削は全体がゆったりなだらかになっていて、内容とあってるかなと思います。

以前の渡辺えりさんの自由律句の解説のなかでおっしゃっていた、

内容にあったリズムを探さなければならない

というのが名人の課題かなと思います。


推測するに17音におさめることにこだわったからかなと思います。そこの拘りをなくせば志らく名人ご本人も書けたはずだと思います。

そういう意味では中田名人の「中途半端」というのは実は的を得てるかなと。


Kis-My-Ft2の1位2位、おめでとうございます。

2位、横尾名人

千原ジュニア名人もおっしゃってましたが、「ドリンクバー」では場所を語ってるだけになりますが、

「フリードリンク」で時間経過がわかります。

別の方のコメントに「カラオケ」も考えられると書いてましたが、

それなら「電子辞書」がでることはあり得ないですし、お金の問題も発生するので、

ファミレスと考えるのが妥当だと思います。

また「夜学子」の「子」の字が若い年齢ということも想像させてくれます。

「塾」「予備校」でも通じるのではないか?とも考えましたが、

夜学は昼間に働いてる人が通うものということを考えたら、帰ったら翌朝の準備をしなきゃならないはずであろうことを考えたときに、季語の必然性が出てくるという結論になりました。



ここで内容とはずれますが、ひょっとしたらこのブログを見ているかもしれない横尾名人に申し上げたいことがあります。

Kis-My-Ft2の10周年の特集をしていたある番組で横尾名人が「自分はタレント性がない」とおっしゃってましたが

横尾名人が先だって特待生となることによって、千賀名人や北山さんがあとを追いかける形になりました。

また僕自身、ジャニーズに興味はなかったのですが、このプレバトを通じてKis-My-Ft2に興味を持ちました。たぶん僕と同じような人も多くいるとおもいます。
もちろん逆のパターンも然りでしょう。

「王国の蝶」も横尾名人と千賀名人の功績から生まれた名曲です。

プレバトという番組においても、俳句という文学においても、ジャニーズにおいても、横尾名人の功績は大きいと思います。

どうぞこれからもご自身のやり方で活動していただきたいなと思います。


俳句に戻ります。

1位、北山宏光さん、おめでとうございます。

「死す」これで充電も修理もできないほどの壊れ具合がわかります。

また最後の「月」の語順もお見事でした。句で読めばスマホに映るという描写ですが、そのあとに実際に空を見上げるだろうということも想像できますし、

人工物や視線を下になるスマホの描写を、「月」という2音でどんでん返しの対比とするのが見事ですし

季語によって、作者の生活がスマホに依存しているかというのも想像させてくれます。


お見事でした。


全体を通してみると

兼題に忠実だったのが、北山さんと梅沢名人だけでした。

そこからみてもどれだけ類想類句があるかというのがわかります。個今回に限っては発想を飛ばされた人の方が置きにいったように思えてきます。

一度兼題と真っ向勝負したタイトル戦を見たいものです。


最後に拙句を詠ませていただきます。

梅沢名人の句を本歌取りという形で、(パクりなのかも、、)

龍淵に割れたスマホの光漏れ

金秋戦

・1位の句
最後の「月」でスマホ画面から空に見上げる視線の誘導がすばらしいと感じました。ベンチに座って(もしくは歩きながら)スマホを触っているうちに電源が切れた、という状況でしょうか。

・2位の句
場所は一切書かれていませんが、句を詠むと場所が想像できます。フリードリンクだけ見たらカラオケ店かなと思いましたが。先生が言う内容と調べがあっている、の意味がいまだによく分かりません。

・3位の句
これは先生も作者が分かったはず。今回は類想という言葉がよく出てきましたが、類想を回避するには定型を崩せばよいと勘違いする視聴者が増えそうです。これが4,5位の句より上なのか、というのが正直な感想です。

・4位の句
これは良い句だと思いました。今回の句の中で一番季語を生かしていると思います。作者の立ち位置と故郷の様子がよくわかります。映像も浮かびます。電話の相手は家族なのか、友達なのか、雁の飛来を尋ねた後にどんな話をしているのか、など想像して楽しい句だと思います。

・5位の句
発電機(を)運ぶ、という風に助詞を補うことができるこの句は三段切れの句なのかどうか気になりました。村祭の切実な様子と村祭ならではの滑稽味が感じられます。「祭」があるので赤鬼(のお面を被った人間)であることは想像しやすいのかな、と思いました。

・6位の句
思い切った取り合わせですね。梅沢さんは難しい季語を使いこなして詩にしている印象があります。充電切れスマホがやや寸詰まりなのが少しもったいない印象。添削句では「液晶画面」とされていましたが、それだけでスマホだと分かるでしょうか。液晶画面は他の電子機器にもありますし、「真っ黒なスマホの画面龍淵に」ぐらいが良いと思いました。

・7位の句
好調が続いていた東さん。「を」という助詞は気になったものの、中八についてはあまり気になりませんでした(「じゅ」と「ん」のおかげ?)。中八を何とかしないといけないのかどうか、これも疑問です(「玉葱やこの人結局死んじゃうの」、この句も中八ですが掲載決定)。

・8位の句
これは三段切れでしょう。「長き夜」にしてしまうと季重なりになってしまうので「長き闇」にした点は工夫されているなと感じました。「絶縁破壊秋雷の長き闇(闇長し)」とかではだめなんですかね、、、

・9位の句
個人的に優勝を予想していただけに驚き。「次子」という言葉を使うだけで子育ての大変さがより伝わる、という先生の説明に納得しました。子どもの句は高評価が多いだけにジュニアさんも自信があったのではないかと推測できます。

・10位の句
最下位なのが気の毒に感じました。正直「や」は引っかかりましたし、添削後の句の方が良いと思いました。一物仕立ての難しさを改めて感じました。「ギギ」という擬音語は効果的だと思いましたし、オリジナリティはその擬音語にあるのかなという印象です。

・シード権
こればかりは納得いきませんね、、、。村上さんまでシードかなと思っていましたので。村上さんまでシードにしなくても藤本さんはシードに入れるべきでしょう。藤本さんの句がなぜ4位かという説明もなかったし、、、

上半期最終日でした。
とにかく忙しく、映像を見れてませんが、さすがタイトル戦、字面を読ませていただくだけでも勉強になります。

一位 北山さん
この句を声にして読んだときに、必ずしも調べが良いとは思いません。しかし、内容は写真に比較的忠実で、読み手の共感を上手くくすぐる良い句ですね。
兼題写真を見ると「スマホ死す」が、充電切れと思えますが、水没等、画面に傷はないが電源が入らなくなった状態とも取れます。とにかく、画面が出てこないスマホがあり、画面が映らないからこそ、そこに指紋と月が見えてくる。
「やばっ!スマホ手落とした。無事か!?画面消えてるよ、やぱ。起動できる??・・・つかない、割れてないのに、なんで?もう一回スイッチ押して、、、て、なんか、指紋見えるし、月も反射して見えるな」こんな経験が詠み手にあったのかな、と。
ここのところ、動画やご自身が選者を務めるウエブページで、類想は悪いことではない、そこを土台に新たな発見やオリジナリティを示すことが出来れば、多くの人の共感を得られる作品ができる、と夏井先生は仰ってます。その辺りの志向とマッチしている句とも思えます。
それにしても、昨年の千原ジュニア名人にしても、今年の北山さんにしても、金秋戦は「ダメな子扱いされた人の実りの大会」となっていくんでしょうか。そうなると、なんか、うれしいです。
なんにしても、おめでとうございます。

二位 横尾名人
横尾名人の詠む句の魅力と弱点に気づけました。
横尾名人の句の魅力について、自分としては、淡々と光景を描く、動詞や形容詞を一個置く、そこに自分の思いをチラ見せはするが、読後感は読み手に委ねる、そのあたりが魅力と感じてます。
実際、横尾名人は「夕虹やデビュー知らせし茶封筒」以来、「や」「かな」「けり」の三大切れ字とでもいうんでしょうか、これらを使ってない。
今回の句も、フリードリンク夜学子の電子辞書、と淡々と述べているのみ。
ファミレスかなんかでフリードリンクのみ頼んだ「夜学子」がいます。電子辞書使ってましたよ、と。
季語の「夜学子」自体、1夜学に通う子、2夜遅くまで勉強する子、と解釈は分かれますね。
1、2の読みの分岐がありますが、ファミレスで電子辞書使ってフリードリンクたのんで勉強してる学生が淡々と描かれてるのが、魅力です。
ファミレスで勉強してるのはなんで?
なんで紙でなく、電子の辞書使ってるの?
その夜学子を、他の客や店員はどう見つめてるのか、勉強終えたら、どこに行くのか。
と、読んで色々想像が広がる句。
おもしろいのですが、読み手に色々思わせる一方で、作者の言いたいことや見せたい光景が、つたわるかというと、どうなのか?
この点が、弱点だし、永世名人に求められる要素でもありますね。
また、読みが広がって面白かったのですが、色々解釈するうちに、兼題写真が頭から抜けていきました。この点でも、一位にはなれなかったのかな、と。

3位 志らく名人
スマホからメール、文とジャンプした感じでしょうか。
秋蛍は立秋を過ぎても残っている蛍と歳時記にありました。憐れみが感じられる季語で

消えもせでかなしき秋の螢かな 子規

などは典型的な季語の使い方でしょうか。
志らく名人の句だと、「ふと」が蛍が「現れた」(別に光ってなくても良い)とも取れますね。添削句の「ふっと」もそう。「ほのと」だと確実に光ってますね。たぶんこれが正解に近いのではないかと。

4位 藤本名人
詠み手は雁の飛来地、例えば宮城県の伊豆沼あたりの方?今年も二週間ほど前に伊豆沼に雁が飛来したとのこと。結構タイミングの良い句ですね。お国訛りで電話してる光景も見えてきます。

5位 村上名人
この句を見て、笑ってしまいました。プレバト村があるとして、そこではなかなかカオスな祭りの景があるようです。
さて、句について。赤鬼役の人が発電機を運んでいる光景に俳諧味を感じますね。
ただ、三段切れなのと、プレバトのタイトル戦で

村祭ラジカセが笛担当す

とご自分で詠まれています。置きにきたかという感じが。
プレバト村では、発電機をリアル赤鬼が運び、躍りではラジカセが笛を担当、収穫を感謝する奉納の歌舞伎では

弁慶が時計している村芝居(円楽師匠)

で、時計屋!と喝采が飛んでるのを想像すると笑えます。

6位 御大
龍淵に潜む。春分に龍は空に登り、秋分に湖とかに戻る。元々中国の伝説からきてるようですね。淵に龍が潜んでるような水の色は、例えば秋田の田沢湖のように深い青。
八文字もある季語で、使いにくい。辛うじて「に」があるので、龍淵に/潜む、と御大のように句跨がりには使える(これが、林間学校や黄金週間といった8文字でひとつの塊になってる季語だと、上句字余りにして置くのが定石になるそう)。ただ、格好良い季語なので、プレバトでは既に使った人がいた気がします。
句全体を読むと、充電切れスマホは龍が淵に潜んでいるようだ、と季語が比喩的に捉えられました。この点ではこの順位なのでしょう。
直しの句で龍淵に、と季語があるのですが、これだけでも通用するのでしょうか。

7位 永世名人
夜学校が季語ですが、中八なのと、中句に「している」と付けると意味が通り、散文的かなあ。夜間学校で実際にタコ足充電がされているかは知りませんが、たぶん、東国原氏なので、実際に見た光景なのでしょうけど。

8位 中田名人
中七の言葉、初めは縁切りと関係破壊かと思いましたが、ググると実際にこのような言葉があり、ストレートに停電の句と分かりました。詠み手が中田さんだけに、この語を持ってきたのにはギャップがありました。三段切れが痛いところ。

9位 ジュニア名人
夜半の秋は時候の季語。たぶん、時候の季語から始めるより、具体的な光景を描いてから、季語に委ねた方が良いとされたのではないかと予想します。

10位 森口名人
死にかけのセミの句。充電切れ間近から、死にかけのなにかを思い起こすのは類想がありそう。

例により、映像を見たら、追記します。

今回は

夜も遅いので2回にわけて

最下位の森口瑤子名人

類想類句という壁が大きかったのかもしれないですね。肩の力が抜けているという森口名人の長所が仇になったかなと思います。

句そのものの感想は下五「鳴く」というのが説明的というが、事実を述べている感じになるので、「鳴き」という風にしたらより映像になったかなと思います。


9位、千原ジュニア名人

正直、順位は上位でもよかったように思えました。家族の描写と表記の工夫と千原ジュニア名人の総決算といったところでしょうか?

夏井先生の添削ですが、季語をひらがなで書くというのが僕には到底できないですので、勉強になりましたし、浜田さんがまたwwリズムもゆったりした感じになったように思えます


8位、中田喜子名人

「絶縁破壊」というのは僕も知りませんでしたので、最初読まれたときはカップルの別れの描写とだと思いました、、、、恥ずかしい限りです。

先生の添削についてですが、

三段切れか
中八か

選択を迫られる形になりましたが、

個人的には聴覚に訴えかける句だと思うので、あえてリズムを切ることで、負の心情が描けていたように思えました。


7位、まさかの東国原名人

今回は正直微妙でした。
上五中七の描写はたとえば、職場でもありえますから、「夜学校」の必然性があまり感じられなかったです。

先生の添削によって、最新版から、古いガラケー(もうすぐ終わってしまいますが)なども浮かび、様々な年代の人が学ばれる「夜学」をより主役に押し立てているなと思いました。


6位、同じくまさかの梅沢名人

後半の「充電切れスマホ」が寸詰まりのようにかんじました。定型にこだわる梅沢名人らしいですが、「の」があったほうがいいようにおもえました。

先生の添削ですが、
「龍淵に」というのも初めて知りましたので勉強になりました。
添削後だと画面をよりアップに感じられて、まるで画面を通して龍がうっすら見えてくるような印象になりました。


続きはまた明日

拙句を詠ませていただきます。

秋の蚊の音やスマホが落ちる音

感想

このブログのことを今日初めて知りました。すごく見やすいです!!

・俳句の感想を何点か
今回の俳句で個人的に良いと思ったのはポンさんとフジモンさんでした。ポンさんは村祭のあるある観を見事に詩にしたと思いますし、実際に光景が浮かんできました。村祭という季語の必然性もあるし、赤鬼という意外性も面白いです。「は」の韻の工夫もあります(今回の句はポンさんが番組内で言っていたラブレター的要素がない気もしますが笑)。先生は類想感があると指摘していましたが、1位の句もスマホの画面に何か浮かぶという点は類想感があると思いました。(何回か前のプレバトでも割れたスマホに夏の空が、みたいな句があった気がします。)フジモンさんの句は雁という季語だけで作者の故郷の光景がある程度浮かんできますし、長電話によって今はその故郷に住んでいなくて都会に住んでいるのではないかと考えることができます。色々想像ができて楽しい句だと思いました。シード権与えても良かったと思いますけどね…
志らくさんはふとの二音を削って自由律俳句にしても良かったのかなと思います。森口さんの句が最下位という所に今回のレベルの高さが分かります。とにかく波乱続きで面白かったですが、シード権の基準が…

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