fc2ブログ

記事一覧

【金秋戦予選C】20210916 プレバト!!俳句紹介【読書の秋】

2021年9月16日放送 プレバト!! 俳句金秋戦予選Cブロック結果まとめ
年4回の改変期に選ばれし名人・特待生のみが参加を許される俳句タイトル戦。
秋の季節に行われる第5回金秋戦予選Cブロックで名人・特待生の面々が詠んだ俳句を紹介します。

→結果一覧 →トーク集 →俳句詳細(Cブロック) →敗者復活 →編集後記

予選A・Bブロック記事
決勝戦記事
※過去のタイトル戦結果などはこちらまたはブログカテゴリからどうぞ。

挑戦者:
Cブロック→<名人4段>千賀健永(Kis-My-Ft2)[47],<名人2段>ミッツ・マングローブ[35],<2級>松岡充[22],<3級>北山宏光(Kis-My-Ft2)[37],<4級>馬場典子[18] ※[数字]は挑戦回数

見届け人:横尾名人、森口瑤子(A補欠)、立川志らく(B補欠)



●兼題:読書の秋(C)
読書の秋の兼題
※書店の平積みコーナーの1枚。


※各ブロック1位が無条件で決勝進出、2位は補欠
※順位クリックでリンク内移動します。
◆予選Cブロック
1位北山宏光(Kis-My-Ft2)3級秋声や台詞をなぞる蛍光ペンしゅうせいやせりふをなぞるけいこうぺん
2位ミッツ・マングローブ名人2段爽籟を追う老眼鏡の上目そうらいをおうろうがんきょうのうわめ
3位松岡充2級流星や馴染みの書肆も"閉店す"りゅうせいやなじみのしょしもへいてんす
4位千賀健永(Kis-My-Ft2)名人4段白鯨の引き波はこの台風やはくげいのひきなみはこのたいふうや
5位馬場典子4級虚栗書架の威を借るウェブ会議みなしぐりしょかのいをかるうぇぶかいぎ
順位発表順 Cブロック:3位→最下位→2位→4位→1位

トーク集(クリックで展開)



●それでは順位別にみていきます

【予選Cブロック】

1位◆『秋声や 台詞をなぞる 蛍光ペン 北山宏光(Kis-My-Ft2)

【本人談】
「読書」で自分の体験は何だろうと思ったら、原作をもとにドラマとかでお芝居をさせてもらうことが多いと思った。台本を読む、そこに「秋声」という虫の声や葉のこすれる音を聞きながら、自分の(役で)出る台詞の部分に蛍光ペンでなぞるのが結構あるあるだなと思って。

志らく名人 「声」が2つ(秋声・台詞)入っている。「台詞」にも声が聞こえてくるんで、この取り合わせが良いし、やっぱり実体験だなと。同じキスマイでも実体験と白鯨の空想で差が出てしまったのかなと(笑)。
千賀名人 くっそ~。確かに。

夏井先生 
秋の声と書いて「秋声」(※秋の季語、風雨や木の葉など音に感じられる秋の気配)、これも良い季語。
風や雨の木々のこすれる音、しみじみと秋だと思う音を秋声という。どんな音も秋だなと思える感じ。
これを「や」で素直に詠嘆し、残りで取り合わせる基本の型を守った。
「台詞」で演劇・映画・ドラマだと分かる。
「なぞる」という動詞から「蛍光ペン」を持ってきたのも映像として鮮やか。
もう一つ褒めたいのが「なぞる」の動詞。ただの動詞ではあるが、読んだ人に手の感触や蛍光ペンを動かすときの微かな音とも言えないような擦れる音がいうなれば「秋声」に入ってくる
しみじみとしたような思いを「蛍光ペン」という物で表現することができると。
作者誰だろうと思っていたが、あなたでしたか。直しはいらない。

添削なし


2位◆『爽籟を追う 老眼鏡の上目 ミッツ・マングローブ

浜田 あ~。
※「爽籟」は秋風の爽やかに吹く響きのこと。

【本人談】
老眼鏡を使っている方は結構多い。何かを読みながら集中していると何か音を聞こえた時に、パッと振り向かずに上目遣いのようにしないだろうか。(※1)秋風の音と集中してる読書を表現した。

※1
浜田 それか(両目の中央部を)外しますよね。パカっ(笑)。
本人 それなんですね。
千賀名人 そのパターン。
本人 浜ちゃんコレ使ってんの?(笑)
浜田 陶芸の(岸野)先生がいちいちカチャってやる(→査定前に眼鏡を中央部から2つに分解して外す)からおもしろなって買ってしもうたんです(笑)。

森口名人 状況が凄く浮かんできて、リズム・語感が気持ちよい句で(補欠勝負で)勝てる気がしません。
志らく名人 う~ん、上手いですね。これ「爽籟」っていうのをもっと軽い言葉にしたら「老眼鏡」と合わなくなるから、さあこれに勝ってるかどうか。[ご指摘、訂正しました]
浜田 なるほどね。

夏井先生 
「爽籟(そうらい)」という季語が良い。秋風の爽やかな響き。「爽籟」と「老眼鏡」の取り合わせが良いというのが一つ。
一番褒めないといけないのは「追う」の動詞。これを選んだ点を強く褒めたい。
上五7音、後半10音という独特のリズムを作ろうとしているのもよく分かる。
どうやったら1位になるかだけ小さくアドバイスしたい。
「老眼鏡」のアップから。物から始める。字余りになるが「老眼鏡」を上五に置く。
赤入れるけどいいですか? 
少し説明的に思うかもしれないが、「上目遣いに」と持ってくる。最後に「追う爽籟」とする。
最後に視線が風の行方を追っていくようになり季語「爽籟」が主役として残る。
これなら1位。

浜田 なるほど。さあミッツ。
本人 確かに、「上目」だけだと分かりにくくて「上目遣い」をどうにか入れたいと色々と試行錯誤したんですけど、どうにもハマんなくてこれに落ち着いたところは実はあって。

添削後
老眼鏡 上目 追う爽籟


3位◆『流星や 馴染みの書肆も "閉店す" 松岡充

ミッツ名人 いいじゃん。
※「書肆(しょし)」は本屋のこと。

【本人談】
コロナ禍でお馴染みの書店が閉まっていた。張り紙で「閉店」すると。流星は燃え尽きながら流れていく。それが、僕ら日本人は流星を見た時に願い事を叶えるかのような希望を少し持っていたりもする。「また頑張ってほしい」という願いを込めた。

横尾名人 「流星」という季語はセンスあるなと思うんですけど、「書肆も」の「も」が気になるかなって。
本人 気になっちゃいました?
横尾名人 文章的になっちゃってるのかなと。勿体ない気はしますね。

夏井先生 
「流星」の季語が良いという意見には同感する。良い季語を選ばれた
ずっとお付き合いのあった大好きな本屋さんがとうとう閉店する
それにどんな季語を置くかによって一句の価値が決まるが、良い季語に出会われた。
悩まないといけないのは2~3箇所。一つは中七「も」。散文的になるので損だとは思う。
次に考えないといけないは下五の鍵括弧。これが本当にいるのかどうか。
なぜなら「閉店」だけで「す」がなければ張り紙の言葉とは思うが、「す」があるため鍵括弧がいるのか少し分かりにくい。
これは「馴染み」から始めた方が良い。「馴染みなる」で上五を整える。
「も」はどうしてもしたければそれでも良いが、普通は「」が来る展開。「書肆の閉店」。
「流星や」を下五に持ってくると強すぎるため、「星流る」と持ってくる。
最後、見上げた空に星がスッと流れていく。そこに本人の語った小さな希望も見えてくる。 

本人 いや、もう修行やと思って。
浜田 今直されたことは納得できるということですね? 
本人 はい、納得できました。
浜田 分かりました。

添削後
馴染み 書肆の閉店 星流


4位◆『白鯨の 引き波はこの 台風や 千賀健永(Kis-My-Ft2)

浜田 なるほどね。
※世界的名作・小説『白鯨』(ハーマン・メルヴィル著)に発想した一句。

【本人談】
その小説の中のクジラは悪魔の意思を持つ凄く大きなクジラ。いなくなった後の引き波で台風が起こっているという想像を句にしたという感じ。

横尾名人 「台風」を先に持ってきた方が面白いんじゃないか。
浜田 なるほど。
横尾名人 このままだと多分小説のまま出してる。

夏井先生 
さすが横尾君。おっしゃる通りです。ただ発想は非常に面白い。台風の引き波が白鯨の起こした波ではないかと。
こういう風に中々発想できない。作者が千賀さんと分かって「あ~なるほど」と(笑)。
浜田 ねえ、笑っちゃいますよね(笑)。
本人 笑うところじゃないでしょ。
浜田 いや、先生が…先生が(笑)。
夏井先生 ただこれは横尾さんの指摘が正しい。
「白鯨」は目に見えていない、どこかで波を起こしている白鯨。
今目に見えているのは「引き波」。「引き波」を見せておかないと「白鯨」が活きてこない
これは「台風」から。「台風の」。「この」を「台風」につけたのも小さな間違い。
「この」は目の前のすぐそこにあるという感じになる。「この引き波は」。
本人 そっか。
夏井先生 「白鯨」ぐらいか。疑問形ならば。
そこにあるのはこの引き波だけ。しかし、見えない向こうに白鯨があるという感じ。
これをやっていたら1位。

浜田 ほら~。
本人 めっちゃ悔しい。
浜田 ボケアホ!ボケハゲ!
本人 そこまで言う必要ないじゃないですか。
浜田 でもこっちの方が絶対…。
本人 うわ~そっか。早く言ってよ横尾さん。
横尾名人 いや~知らないから(笑)。ここ来るまで知らないから。
本人 相談しとけば良かった。横尾さんに。うわ~悔しい。
浜田 残念でございました。

添削後
台風の この引き波は 白鯨


5位◆『虚栗 書架の威を借る ウェブ会議 馬場典子

【本人談】
季語「虚栗」は殻ばかりで中身がない栗。リモート会議で画面の後ろに当たり前のようにズラーッと本が並んでいる人を見て、「頭が良い人は本を沢山読んでいるんだな」と。

夏井先生 
よく「虚栗(みなしぐり)」を見つけてきたと。一体これは誰だろう?と思った一句。
虚栗」(※秋の季語、殻ばかりで中に実の無い栗)と「ウェブ会議」の取り合わせは良い
ただ、「虎の威を借りる狐」という慣用句が中七で邪魔をしているため、上五・下五の取り合わせの良さを削いだ。
本人 え~!先生、それを提出直前に思いついて私天才と思ったんですけど。
夏井先生 そうですか。それを天才と思うから今日はその順位(笑)。
本人 え~!
夏井先生 「威を借る」さえなければ、この取り合わせの良さには気づく
「虚栗」という季語は、江戸前期の頃に松尾芭蕉の門下が作った俳諧集の名前でもある。そのため、尚更知性が匂う。
「威を借る」を借りたばっかりに大失敗をした。勿体ない。
書架を背中にしているなら「書架を背に」。これで映像ができる。
「虚栗」のようなウェブ会議なら「虚栗めく」とし、ここまで企むならいっそアルファベットに。
本人 アリですか?
夏井先生 アリです。
WEB」とすると「虚栗」との対比が尚更出てくる。そしたら二重三重の意味がちゃんと入って、これやってたら1位だったかもしれないのに。

本人 きゃあ~!うわ~!
浜田 いやこれはもう仕方ない。でも毎回あそこに座って「うわ~」言うてますよ(笑)。

添削後
書架を 虚栗 WEB会議



敗者復活戦2位の3名から予選通過を決めた2名が査定同様に1人ずつ順に発表されました。

●各ブロック2位の俳句
A座り込むアンカーの目に秋夕焼森口瑤子
B《首つりの家》には林檎が無いのか立川志らく
C爽籟を追う老眼鏡の上目ミッツ・マングローブ




○決勝戦のメンバー(10名)
決勝シード権梅沢東国原横尾ジュニア村上
予選1位通過中田藤本北山
敗者復活志らく森口

※次回9/23は通常回で俳句の兼題は「秋の夕日」。金秋戦決勝は9/30の3時間スペシャルで、兼題はスマートフォンの「バッテリー切れ間近」(残量5%)の写真。



関連記事
スポンサーサイト



コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

初コメント失礼致します。

Cブロック1位北山さんはお見事でした。シンプルで素直な句ながらも、はっきりと映像を展開しつつ季語と情景の取り合わせで詩情も出ている良い句だと思いました。

一方の千賀さんは見事な三球三振でした。白鯨という題材を波に絡めてホームランを狙おうとしたのだとは思いますが、明らかにぎこちないしド滑りしてしまっています。

ミッツさんと松岡さん、個人的な推しではあるのですが決勝が遠いですね...。特に松岡さんについては後一歩詰めが足りず予選落ちというパターンが多い気がします。

後志らくさんと森口さんが決勝に行くのは結果としては納得ですが、ミッツさんを落とした理由は少し疑問でした。
類想の多さが評価の分かれ目であるのであれば、森口さんの句についてもリレーのアンカーと夕焼けの取り合わせも割と類想が多いのではないか...?それと比較してどうだったのか?と素人ながらに思いました

今回は

予選落ちした人たち全員

こうやっていたら1位と言われてましたが、

敗因は余計な足し算をしてしまったことでしょうか。

最下位、馬場典子さん

先生も仰られたように慣用句に頼ってしまったことで誤読や映像ができてないようになってしまいましたね。

原句だと、本の受け売りばかりで、虚勢をはる人物のように思えました。

提出直前に思いつかれたようですが、ずっと前の査定で中田名人の

梟の羽ばたき百夜の湯治場

提出の前夜に語順を変えたことで、2ランク昇格を逃してしまったのを思い出しました、

提出直前の思いつきは大きな落とし穴になるから気をつけないとですね。

ただ先生の添削だと季語が比喩になってしまうので、鮮度が落ちてしまい、

これが1位になったかというと疑問です。

リモートの画面には書架虚栗

4位千賀名人

久しぶりの想像俳句ですね。見事に滑ったと思いました。
やはり実体験を詠んでもらいたかったなと思いました。

まず「白鯨」というものが本のキャラクターであることが書かれていないので、

その知識のない人(自分のことですww)には説明聞くまで全く意味がわからなかったです。

鉤括弧があれば、なにかのキャラクターくらいには想像できたのにと思いました。


3位、松岡充さん

「も」が指摘されてましたが、個人的にはいいのではと思いました。

コロナの影響が自分の身近にも迫ってきているというのが伝わってきます。

ただ
「閉店す」
「閉店」す
がやはり気になりましたね。


2位、ミッツ・マングローブ名人

今回気がついたのは、ミッツ名人の弱点は17音に無理やりおさめようとしてることだなと思いました。

安易に推奨するべきではありませんが、字余りにしてでも映像化としてわかるようにしてほしいなと思いました。

類想がネックになってしまいましたが、梅沢名人や東国原名人が二段のときにはそんなことは求められていなかったはずなので、

プレバトの俳句のレベルが高くなったという証拠でもあると思いました。


1位北山さん

安易に足し算をせずに、素直に書いたことが勝因でした。

強いていうのであれば、「秋声」というのはある種の寂しさを伴う季語であるという認識でいたので、

セリフや出番があまり無い端役の役者さんのように感じましたし、Kis-My-Ft2のメインの北山さんの句だと違和感を覚えましたww


あと横尾名人の句を解説する力に感服しました。この部分は東国原名人にも匹敵するのではと思いました。

決勝の横尾名人の句が楽しみです。

例によって、こちらのブログから字面を追ってコメントします。

1位 北山さん
これは良いな。
季語「秋声」は「秋の声」の子季語。つい先日、この季語を使った句を夏井先生の「おウチde俳句クラブ」に投句したばかり。
音ひとつを取り上げても、「今日暑いねえ」なんて他人同士の会話に、夏の暑さに負けてダルダルな声よりシャンとしてる調子がある。木々の葉の擦れる音、虫の声もする。
風は爽やかに感じる。触覚的にカラリとしている。立ち込める地面からのにおいもカラリとしている。
「秋の声」とは「秋の風」以上に五感に訴えてくる要素が多いんですよね。
この季語を突き出された後に、台本にマーカーを付ける光景を出されると「さて、俺はこの台詞を言いながらどう振る舞おうか?」ということまで見えて来ます。
録画したものを早く見たくなりつつ、幻滅したくないからみたくなくなるような。
(映像をみて)
「なぞる」のチョイスが誉められていました。たぶん、素直に入れ込んだのでしょうが、良い効果でした。

2位 ミッツさん
これも読むとなんか分かる。自分も眼鏡をかけて読書したりしますので。
季語「爽籟」は秋の爽やかな風なのですが、風がなにかにぶつかり、音を立てている様子となります。
句としては、おっさん(もしくはおネエ)が公園のベンチで読書してて、何か秋の風と合わせて音が鳴ってるのが気になり、上目遣いでその音の原因をたどってる、そんな風に読みました。
分かるけど、一位の句には数段劣る気がします。

3位 松岡さん
たまたま「書肆」という単語を知っていたので一発で意味は分かりました。「書肆」とは、要は「本屋」なのですが、単に本を売ってるだけでなく、出版もしてくれる店。
プリンタにコピー機能が無かった30年前当時、ライブのチケットとパンフを作ったけど、コンビニでコピーするか、業者に(それこそ、書肆に)頼もうかなんて金銭的な悩みがあったなあ。
まあ、幼い頃に立ち読みしてた本屋さんがあったなら、それくらいで良いと思います。
時を経てそんな本屋も閉店してしまった。
そこに「流星」という季語をあてると、あまり悲しみはなく、無常を感じますが、この句にこの季語が最適なのかと問われると、どうだろうか?とも思います。
なお、今月最終週に、俳句ポスト365という、夏井先生が審査員をしているサイトで、「流れ星」を兼題にした句が紹介されます。名無しから「人」(佳作)になりたい私です。
(映像をみて)
希望の意味を込めての「流星」を選んだとのこと。確かに希望を込めた句も作ったことがあるので、分からなくはなかったです。

4位 千賀名人
句だけ読むと、うん、やっちまったな!というのが率直なところ。
たぶん、小説「白鯨」からネタを持ってきたのでしょう。
モビィ・ディックの去っていく時の波がこの台風かよ、とは読めますが、下五に「や」を持ってきたのはかなりの冒険だと思います。
上五中七と定型に収めていて、しかも助詞「の」「は」があり、声をだして読むときの調子が整い、ゆったりする分、句の最後に「や」を持って来ると妙な感じがしますね。
また、白鯨の方が主役となり、台風が脇役なのが痛いところ。
添削句がしっくり来る句です。

5位 馬場さん
季語は「虚栗」。
イガから取り出した栗の実の、端っこから一番目は言わずもなが、二番目位は、剥いても皮ばかりなこともあり、結局食えるのは真ん中の奴だけなんてこともあります。皮をむいても実がない栗。
原句でも添削句でも状況は分かりますが、添削句では「虚栗めく」となり。季語が比喩として使われていることが明確になりました。
さて、ここから馬場さんの言いたいことを含めて、季語を立てる句にするには?もしかすると、中身が空っぽという意味の別な季語を探す必要があるかもしれません。
(映像をみて)
虚栗について、実を取り出した毬栗、と説明されていました。辞書でも歳事記でも「皮だけで実がない栗」とありました。私の「皮」の解釈が間違ってたようです。
映像をみても、季語が比喩に使われている点はどうなのかなあ、という思いは変わりません。

2位の補欠同士の戦い。
兼題に則していて、情景も浮かべられる点、森口名人は妥当。
志らく名人の句は、たぶん評価が分かれるでしょうが、きっと多くの人の記憶に残るでしょう。
ミッツさんの句も悪くないと思いますが、類想がたくさんあると言われると痛いところ。プレバトだけでも、円楽名人の「サングラス外して探すカードかな」という句があったりしますね。

2週間後の兼題写真はスマホの電池切れ間近の画像。画像そのものを観察して句を作るのはまず無理ですので、出場者がどう発想を飛ばすのか、発想をどう句に仕上げるのか、楽しみにしています。


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

プロキオン

Author:プロキオン
俳号「白プロキオン」。全てのブログ記事を編集しています。
毎度閲覧いただきありがとうございます。時間があるときにでもどうぞ。
全俳句を掲載してほしいなどのリクエストはコメントしていただけると助かります。

ツイッターでは番組の放送予告などをツイートしています。以下リンクからどうぞ。
プロキオン
***
番組公式ツイッター
***
着流きるお氏(プレバト兼題で俳句を独自査定する若手俳人・ブログ編者とは無関係です)
***
夏井いつき氏(プレバト!!出演の俳人)

人気記事ランキング

↓訪問者数です