fc2ブログ

記事一覧

20200430 プレバト!!俳句紹介【おうちの冷凍食品】

2020年4月30日放送 プレバト!!
出演者が詠んだ俳句を紹介します。
◎は夏井先生講評の要約です。

◆今回は緊急事態宣言を受けた「ステイホーム」につき、通信添削 おうちで俳句という企画。自宅にいる特待生・名人が、浜田の投げかけたお題に対して自宅で句を詠み、夏井先生も自宅で句を査定する。

挑戦者→藤本敏史[56],村上健志[46],北山宏光[28],中田喜子[39],立川志らく[31],梅沢富美男[95] ※数字は挑戦回数

●お題:おうちの冷凍食品(おうちの冷凍庫)
冷凍食品の兼題

※番号クリックでリンク内移動します。
 1名人10段ガッカリ藤本敏史
(FUJIWARA)
子の舐める氷菓肘から滴れりこのなめるひょうかひじからしたたれり
2名人10段★2よく頑張ってる!村上健志
(フルーツポンチ)
くっついたままの餃子を食う遅日くっついたままのぎょうざをくうちじつ
35級ガッカリ北山宏光
(Kis-My-Ft2)
鰆食ふ蓋にいつかの醤油跡さわらくうふたにいつかのしょうゆあと
4名人4段よく頑張ってる!中田喜子
巴里留学母の蕗味噌解凍すぱりりゅうがくははのふきみそかいとうす
5名人初段ガッカリ立川志らく
冷凍肉溶けて血外は虎が雨れいとうにくとけてちそとはとらがあめ
6名人10段★4よく頑張ってる!梅沢富美男
平成の蓬冷凍庫に眠るへいせいのよもぎれいとうこにねむる
→編集後記

※今回はスタジオではなく、浜田も芸術査定で披露された作品を掲げたタイルをバックに1人で出演。各特待生が自撮りしたVTRを浜田が見る形で進行

●トーク1
→今回は、浜田が俳句のお題を家にいる特待生・名人に送り付けて夏井先生が抜き打ち査定
浜田 まあ、「プレバト!!」もですね、スタジオでの収録は今休止になっておりますので、かといって俳句とか芸術系の番組ですのでね、家でもやれるんちゃうかと。
藤本名人 家の中で何をして過ごしているかといいますと、(美顔ローラーを顔に当て)こちらのタブレットで映画・ドラマ・アニメを見ておりまーす。
***

◆『子の舐める 氷菓肘から 滴れり 藤本敏史(FUJIWARA)
良く観察していて描写も丁寧。子がアイスを舐めて液を垂らしている発想は俳句ではありがち。別の人物なら面白く、酔っぱらったおじさんの描写なら、"大人の切なさ"を表現できる。自分自身の体験を書くべき。

※季語は「氷菓(ひょうか)」。

【本人談】
小さい子(うちの娘)がアイスキャンディーを食べると時間がかかる。いつまでもペロペロなめ、溶けた液が腕を伝い、肘から雫となってポタポタ落ちるというさま。

浜田 はぁ~、なるほど。まだお子さんの俳句で?(笑)

◇査定は「絶賛」or「ダメ出し」の二択テロップが出る

■査定結果
ガッカリ(SEは降格)

理由:「アイスが滴る」という発想がありきたり

浜田 ちょっと、フジモンが(自宅なので)なめだしたみたいな(笑)。また、アイスで「ナメる」言うたらややこしいな。

◇夏井先生も自宅で査定、解説を撮影した映像がワイプで流れる

夏井先生 
とても良く観察している句で、その意味で丁寧な描写力も発揮した。
ただ、子どもがアイスキャンディーを舐めながら肘から垂れている発想は俳句の世界ではないとは言い難い
子が舐める描写は当たり前で、別の人物にしたら面白い
例えば、ええ歳したおっちゃんが、冷凍庫を覗くと忘れてたようなアイスキャンディーが1本ある。夜中に酒飲んで酔っぱらって帰ってきて、アイスを無作法に食べていて、腕から滴るように食べているなら、"大人の切なさ"を表現できる。
我が子ではなく、自分自身を書くべき

添削なし


●トーク2
村上名人 僕の冷凍庫はですね、ま、こんな感じで。お肉とかを凍らせていたり、冷凍食品もね、ギョーザね。冷凍庫にギョーザがなくなる日はないんかないかなぁ。
***

◆『くっついたままの餃子を 食う遅日 村上健志(フルーツポンチ)
季語は「遅日かな」と最後に置かれがちだが、使い方が上手い。餃子の描写も良い意味でのあるある感で観察が効いた。取り合わせの空気感も"付かず離れず"の距離。「食う」は本来不要だが、捨て石の動詞として季語へ繋がる判断もさすが。

【本人談】
兼題「冷凍」で冷凍ギョーザを思い浮かべた。陽が落ちるのが遅くなった「遅日」は、夕ご飯の時間でも外が明るい。ギョーザは(羽根などが)くっつくことがあり、剥がさずに2個いっぺんに同時に食べる。「いいじゃん、春」と思って。

■査定結果
よく頑張ってる!(SEは昇格)

理由:村上さんらしい丁寧な観察眼がいい

夏井先生 
こういう取り合わせはさすが村上さん。
春の季語「遅日」は春の日暮れが遅くなっていることを表現。3音のため「遅日かな」と最後に置かれがちだが、最後に「遅日」と置く当たり、使い方が上手い
くっついたままの餃子」という描写も良い意味でのあるある感で観察の効いた言葉
少しもったりした感じと季語の持つ空気感"付かず離れず"の距離
食べ物の表現では「食う」という動詞は不要なことが多いが、この句は捨て石の効果を持って季語へ繋がっていく。この判断もさすが。

添削なし


●トーク3
村上名人 最近家では絵をiPadで描いてるんですよ。色々。これとか(画面を見せる)、鳥Tシャツ(Tシャツの中央にカラフルな色のトリ)描いたり、春きゃべつを描いたり。俳句以外にも「プレバト!!」出れるように着々と準備を進めています。
浜田 彼はやっぱなんやろ…。よっぽど、ヒマなんですかね?(笑) いや、みんなね。みんな仕事がお休みな状況のなかですけど。
***

◆『鰆食ふ 蓋にいつかの 醤油跡 北山宏光(Kis-My-Ft2)
問題点は複数。中七以降の描写が雑で、「蓋」「跡」に違和感がある。蓋に醤油がこびりつき、乾いて開きにくい意図ならば、「こびりつく」とし、「醤油瓶」とストレートに。上五「食ふ」は不要で、食べた後に醤油瓶を開けるかと誤読される。字余りで言葉を寄せる。

※鰆(さわら)を食べようと醤油のボトルを手に取ったが、いつかの醤油がこびりつき、蓋が固まっていて開けづらい様子。
(本人の出演VTRはなし)

■査定結果
ガッカリ(SEは降格)

理由:これだと醤油をつける前に鰆を食べている

浜田 そう言われりゃ確かに…。

夏井先生 
問題点が複数ある
中七以降の描写が少し雑で、「蓋」に「跡」の言い方に違和感がある。
多分、いつぞや使った蓋に醤油がこびりつき、それが乾いて開きにくくなっていることを言いたいのではないか。
「蓋こびりつく」と中七を変え、最後に「」とストレートに書けば、作者が手にした物は描写できる。
中七以降が描写出来れば、動詞「食ふ」は不要だと判断できる。
「食ふ」はもう食べている動作で、食べた後に醤油瓶を開けるのかと誤読される。
皿に鰆」でどうか。上五字余りで、言葉を寄せていく。

浜田 北山君、もっと頑張りましょう。

添削後
に鰆 蓋 醤油


●トーク4
中田名人 マスク不足なので、マスクを作ってます。
***

◆『巴里留学 母の蕗味噌 解凍す 中田喜子
非常に手堅い。上五は地名に状況、中七は人物に続けて、懐かしい思いを醸し出す季語を選んだ。非常に落ち着いた一句。

※「蕗味噌(ふきみそ)」は春の季語

【本人談】
パリに留学中の学生が、母親から手作りの食べ物が色々と送られてきて冷凍保存をする。蕗味噌を解凍して、母の味を懐かしむという句。

浜田 …まぁまぁ。結果が悪い時の中田さんの顔だけが楽しみなんで。

■査定結果
よく頑張ってる!(SEは昇格)

理由:巴里と蕗味噌の取り合わせが良い

浜田 中田さん、良かったですね~。(喜ぶ)顔が見えますもんね。今どんな顔してはるかがホントに見えます。おめでとうございます。

夏井先生 
これは非常に手堅く作った
巴里」という地名(固有名詞)に「留学」という状況。
」という人物に懐かしい思いを醸し出す季語を選んだ
非常に落ち着いた手堅い一句。

添削なし


●トーク5
志らく名人 「ひるおび!」と「グッとラック!」をやってますけど、今は(それ以外の)仕事は1つもありません。うちにいて、この桜を眺めながら。
浜田 ええやんか。
志らく名人 これは、立川談志が生前愛した八重桜、今年も綺麗に咲いてくれました。
浜田 あんな目の前で。
志らく名人 冷凍庫を見ましょうか。子どもが食べるアイスなんかが入ってます。それからここは冷凍食品。2段目は青汁ベーコン、奥はうなぎかな、あと牛すじだ。それから下は、ええ~、うどんとかとか。
(ピー!ピー!)←開きっぱなしを知らせる警告音が鳴る
志らく名人 ああ~、「ピーピー」鳴っちゃったよ。
***

◆『冷凍肉溶けて血 外は虎が雨 立川志らく
「虎が雨」はマニアックな季語。取り合わせに冷凍肉の滲む血を見つけたのは褒めたい。雨は外で降るため、「外は」が説明的。季語の描写をすべきで、「しとど」で勢いが激しく、ぐっしょりと濡れる様子を表現できる。ここから吹っ切れるのではないかと期待したい。

※「虎が雨(とらがあめ)」とは旧暦5月28日に降る雨のこと。遊女・虎御前(とらごぜん)が最愛の人の死を知り、流した涙が雨になったという言い伝えに由来する季語。

【本人談】
冷凍庫の掃除のため肉の塊を外に出して放置すると、しばらくして溶けて、肉から血(ドリップ)が滲んできた。その時、外は雨が降ってきたため、血を雨が洗い流すイメージを詠んだ。普通の雨では面白くないため、「虎が雨」にした。なかなか良い句が出来たと思っている。

浜田 よう分かんないっす。もう、先生に任せます。

■査定結果
ガッカリ(SEは降格)

理由:(未発表)

浜田 散々しゃべっておいて(怒)。

夏井先生 
虎が雨」というマニアックな季語をよく見つけた
取り合わせに冷凍肉の滲む血を見つけ出したのは褒めて良い。
問題点は1点だけ。「虎が雨」が外で降るのは伝わり、「外は」が説明的なのが勿体ない。
これを外し、季語の描写に使うと良い。
最後「しとど」で勢いが激しく、ぐっしょりと濡れている様子を表現できる。
冷凍肉から溶けた血はじわーっと滲み出ている。「虎が雨」はしとどにぐっしょりと降って濡れている。
添削後なら「1ランク昇格」と言いたかった
これを見て、志らくさんはここから吹っ切れていけるのではないかと期待を抱いている。

添削後
冷凍肉溶けて血 虎が雨


●トーク6
梅沢名人 遅い春と冷凍庫なんて結びつかねぇな~。
***
梅沢名人 今まで役者になって、3か月(にわたって)…踊らない、芝居しない、化粧しない、歌わない。初めての経験ですね。
浜田 まぁ、そうでしょうね。
梅沢名人 (犬を抱っこしながら)私の所の冷蔵庫は(マイナス)50℃の(温度に設定されている)冷凍庫があるんですよ。ちょっとご覧に入れましょうか。これ、(マイナス)50℃の冷凍庫でございます。(カメラに)ちょっと近寄って下さい。開けますとですね、ほら…凄いでしょ?
→まさにクーラーボックスを大きくしたかのような冷凍庫をオープンする御大
浜田 これ業務用?
梅沢名人 中々この(マイナス)50℃の大きな冷凍庫を持ってるのは、中々いないと思いますね~。(嬉しそうな顔で)いや、ホラ吹いてるわけでも何でもなくて。
浜田 いやもうそんなん、どうでもええねん。自慢はええねん。


◆『平成の蓬 冷凍庫に眠る 梅沢富美男
これは面白い。良い意味での冷凍庫のあるある感が出ている。「蓬」にほのかな季節感を感じる。「眠る」の擬人化は、「平成」の大袈裟な言い方と天秤ばかりで良いバランスに。おっちゃんもやる時にはやる。

【本人談】
「冷凍庫」というお題を頂いたため、冷凍庫を開けて見てみたら、山くらげと蓬が入っていた。自分も山くらげが大好きで、亡き義母が「いつでも食べられるように」と大事に用意してくれた思い出の品を冷凍していた。俺のためにいつも用意してくれたんだな、と亡き義母の思いを持って詠んだ。自信満々。

■査定結果
よく頑張ってる!(SEは昇格)

理由:これぞ冷蔵庫のあるある!『蓬』のチョイスが良い

夏井先生 
これは面白い。良い意味での冷凍庫のあるある感がよく出ている
出てきたものが「」でほのかな季節感をやはり感じる。
最後の動詞「眠る」の擬人化の良し悪しだが、「平成の蓬」の大袈裟な言い方と、「眠る」の擬人化が天秤ばかりで良いバランスになった
おっちゃんもやる時にはやる。

添削なし


→次回は5月7日放送。梅沢名人が番組卒業か?お題は「春の花屋さん」です。

編集後記
ステイホーム(Stay Home)につき、スタジオ収録ができない昨今。出演者は家で俳句を詠み、先生も自宅で査定し、解説するという形に。このような形式もアリですね。通常回に出演しにくい特待生も査定しやすいかもしれません。

浜田さんから投げかけられたお題は「おうちの冷凍庫」。冷凍食品からの発想となり、季語も自分で考えないといけませんが、実感がわきにくい意味では少し難しいお題です。ただ、再現VTRもステイホームで可能な点では致し方ない印象です。

今回はいわゆる三色査定ではなく、出演者も結果はオンエアで初めて知るという斬新な形がとられました。個人的には、昇格・降格の通常査定でも良いとは思いましたが、これには来週放送される梅沢御大の査定の動向が大きくかかわっているのかもしれません(本来は来週分が今回放送される予定でした)。

同じ兼題で当方も句を詠みました。
「春の宵教務部長はエビピラフ」
年度当初、さまざまな主任・部長会議を経てヘトヘトになる時間帯に学校の職員室の共用冷凍庫からレンチンして食事する教務部長を詠んだ一句です。ミスが許されない成績規定を決める立場の大変さが伝わればと思い詠みました。

今回は、以前お世話になった若手俳人・着流きるおさんに査定をお願いしました。当方の過去の成績は凡人1回才能ナシ1回です。

結果は、初の「才能アリ」でした。うれしー! ありがとうございます(^^♪
以下に頂きました講評を掲載します。3枚目の画像は例によって、シュルクさん作成です。今回は本家仕様ということで「よく頑張って(い)る」表記になりました。
きるお査定(教務部長)きるお査定(教務部長)2教務部長の句
さて、今回の挑戦は、①映像のない時候の季語を用いる、②季語+12音の基本の型を用いる、③情報を詰め込まない、という点を予め決めていました。ただ、中七の助詞「は」は、最初「の」にしており、冒険的でしたが、これが功を奏したようです。テクニック的には当方はまだまだ未熟ではありますが、ひとまず成功体験を得たのは大きな収穫でした。査定頂いた着流きるおさん、画像作成のシュルクさん、ありがとうございました。当方の句や査定人の講評・画像についてご意見をお持ちの方は、コメントいただけると助かります。

最後になりますが、5/2(執筆時点)で新型コロナウイルスは全世界感染者が330万人以上と近年稀に見る大流行となってしまいました。医療関係者の方々をはじめ、様々な業務にかかわる皆さま本当にありがとうございます。また、忙しい中、当ブログを閲覧・応援していただく皆様にも感謝申し上げます。自粛期間延長による、様々な影響が如実に現れていますが、日々の生活の有難さを感じながら、乗り越えていきたいと思う一方、自分自身の振る舞いにも注意を図っていきたい所存でございます。

★ツイッターのご案内★
プロキオン / 着流きるおさん(今回査定して頂いた方)

関連記事
スポンサーサイト



コメント

Re: No title

∇ × v様

いつもコメントありがとうございます。

永世名人について詳解いただきありがとうございます。おっしゃる通りの番組解釈であれば、名人10段として★5つ獲得した暁には、名人10段最高ランクの「永世名人」として番組を引退するか、"永世"を名乗らない代わりに当初の「プレバト師範」など、新たな終わりなき道への挑戦を賭けるかの2択を本人に迫ったということでしょうかね(笑)。

当方の句へのお褒めのコメント、ありがとうございます(^^)/
才能アリA+は、査定人の基準では72~75点くらいとのことです(一発特待生の一歩手前)。
また、「の」と「は」の違いは提出前に迷いましたが、「の」だと人物の要素が薄まり、最後の物に焦点が集中しますので、対等ともとれる「は」にしました。しかし、予想以上に何通りもの解釈が出来るものですね。勉強になりました。

∇ × v様はドイツ語がご専門なのでしょうか。当方もかつて第二言語で勉強しましたが、ほとんど忘れてしまいました(すみません)。新型コロナウイルスについては、インフルエンザと同様に誰がいつかかってもおかしくない(もう保菌者かもしれない)という気概で持って、このご時世を乗り換えないかといけないと思います。当方も経済面の影響は既に出ており、皆様も大変ではなかろうかと思います。経済と医療の天秤掛けは本当に難しい所です。

No title

”梅沢名人が番組卒業か?”
予告では「永世名人誕生!?」のような感じですが、元ネタである将棋の永世称号は原則引退後に名乗ることが出来る物なので、『プレバトも永世名人を名乗れるのは引退後』を受けて『卒業!?』の発言になったのではないかと予想しています。
(囲碁は永世名人ではなく名誉名人で、60歳以上か連続10期以上獲得により引退後でなくても名乗れます。将棋も名誉王座のみ60歳以上になれば名乗れます。)

「春の宵教務部長はエビピラフ」
才能アリ獲得おめでとうございます。( ”A+” というのは71点以上なのでしょうか?)
読んだ際、説明にあった光景に近い場面を想像しました。場所も職員室を思い浮かべることができます。(飲食店でのことかもしれないと少し思いましたが)
ただ、私が知っている教務部長はヘトヘトになっている印象があまりないです。

"教務部長は" と "教務部長の"
・"は" の場合、他の先生の存在も想像できますし、”教務部長” と ”エビピラフ” が一つの光景に入っているように想像できます。
・”の” の場合はいくつか異なる光景が想像できます。
 ・共用冷凍庫を開けたら中に教務部長が購入して入れたエビピラフがあった。
 ・教務部長の机の上にエビピラフがあった。(教務部長は離席中かもしれない)
 ・教務部長が調理したエビピラフを頂戴した。(エビピラフが自分の手元にある)
”の” であっても ”は” と同様に ”教務部長” と ”エビピラフ” が一つの光景に入っているような想像は出来ますが、最終的に光景が ”エビピラフ” に絞られます。

新型コロナウイルス感染症への対策は、どんなものであっても何らかの損害が発生してしまう "Zugzwang" のような状態ですから、ある程度の損害は覚悟しつつ損害が最低限になるような行動を心掛けなければいけませんね。
(罹患して亡くなる推定人数と経済活動が停滞した結果亡くなる推定人数を比較して対策を選ぶというのは、まるでトロリー問題みたいです。)

Re: タイトルなし

あゆ様

コメントいつもありがとうございます。

自宅査定企画は面白い試みでしたね。先生も巣ごもりでYouTubeを始めてますので、再び企画が実現する可能性もありそうです。
藤本さんはの句の「滴る」は季語でもありました。本文で触れようと思って忘れてしまいました。

当方の句も褒めて頂き、ありがとうございます(^^)/
俳句は基本の型が大変安定することをまざまざと感じました。

また、各種Twitterもチェックいただきありがとうございます。
一部の発言で、不快な思いをさせてしまいまして、大変申し訳ございません(代表でお詫びします)。該当の案件は既にご本人に注意しております。
句や査定人の講評・画像への指摘などは、ブログに記載しています通り、遠慮なくお申し付けください。
今後も当方の句を発表する際など、フォロワーさんやブログ閲覧者様のお力を賜ることになりますが、よろしくお願いします。

お久しぶりです。プライベートの都合でコメント送れました。

まず編集お疲れ様です。こんなご時世を利用してそれを一企画としたプレバトのスタッフさん達はやはり凄いですね。
中身は査定のかからないお披露目会のようなものでしたが、村上さん中田さん梅沢さんはさすがと言った感じです。特に10段2人はタイトル戦のシード落ちが嘘のよう。
水野プロデューサーのTwitterを見るに、次回オンエア分と今回、収録は逆のようですから梅沢さんはもう永世名人で、気負わずに出来たのが成功の秘訣なのかもしれませんね。予告的にも次回前進の可能性はかなり高いと思います。

「ガッカリ」枠で気になったのは藤本さん。「氷菓」と「滴り」は季重なりでは?と思ったのですが、「滴る」はあくまで氷菓の描写だからそこは問題ないといったところなのでしょう。昨年の炎帝戦決勝の皆藤さんや、1年前の特待生昇格SPの筒井さんを思い出しました。


そしてプロキオンさんも才能アリ(テロップは頑張っている)おめでとうございます。
一読して読みに引っかかりが無く、手堅くきちんとできている印象です。
「は」は一瞬、「部長=ピラフ」とも捉えられますが、今回は比喩じゃなくて食べている人と先、の解釈で良いでしょう。その奥に、平の先生は違うのかななど想像も膨らみました。
画像は「才能アリ」でも良いのかなと思いましたが、以前製作者さんのTwitterを覗いたところ、どうやら前の私の発言でピリつかせてしまったようなので、あまり触れないでおきます。
勿論句の添削等でおかしいと思う点があった時は遠慮なく言うつもりですが、今回は特に言うべきこともありませんしね。


私の身の回りでも、コロナやそれの疑いのある人が出てきてしまいました。
どうか健康にだけはお気をつけください。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

プロキオン

Author:プロキオン
俳号「白プロキオン」。全てのブログ記事を編集しています。
毎度閲覧いただきありがとうございます。時間があるときにでもどうぞ。
全俳句を掲載してほしいなどのリクエストはコメントしていただけると助かります。

ツイッターでは番組の放送予告などをツイートしています。以下リンクからどうぞ。
プロキオン
***
番組公式ツイッター
***
着流きるお氏(プレバト兼題で俳句を独自査定する若手俳人・ブログ編者とは無関係です)
***
夏井いつき氏(プレバト!!出演の俳人)

人気記事ランキング

↓訪問者数です