コメント
今回は
まずひとつわからないのは
タイトル戦は名人特待生の中の10人だけなのか?平場でも夏井先生の認めた人は参加資格があるのか?
わかりやすくしてほしかったですね。
今回は音数調整が鍵になったかなと思いました。
1位、タカアンドトシ、トシさん
北海道のソウルフードになっているスープカレーを扱ったことで、作者の個性が出てきてるなと思いました。自分も地元は札幌なのでよく映像は伝わります。
ただ、重箱の隅をつつく形になりますが、北海道では家庭でつくられることもそれなりにありますので、
お店の光景ならば、その情報を入れてほしかったなと思いました。
下五「香りたつ」の音数調整で
店
ロケ
などの情報を入れられるので、それ次第で作者の個性が出せるのではと思います。
2位ゆうちゃみさん
若く、一見俳句の世界から遠いように感じられる人が自らの世界観を俳句の世界に落としこもうとされる姿勢は大変好ましいものでした。
三段切れなどの技術面の問題はありますが、
闊歩
落葉風
などの言葉をいれるところには言葉の知識量と向学心があるようにおもうので、次回に期待です。
3位、徳光和夫さん
今回のお題に対して、消えてゆく風物詩を詠まれた味わいがあり、個人的には好きなものでした。
解説通りなら「ヒートテック」はあったほうがいいと思いました。
ティショットの悴み懐かしヒートテック
最下位、原田龍二さん
イメージだけの才能ナシの典型といったところでしょうか。解説に「朝」とあるのですから入れるべきでした。
冬麗の朝や肌着の着心地嗚呼
現状維持、北山さん
作者の情報もあるせいか、コンサートの衣装替えの光景かとおもいました。
今の時代の歳時記にない言葉を季語として使うのは久しぶりに見ましたが、平場の方も納得されてるから、許容されるものたと思います。
ただそもそも「静電気」は「爆ぜる」ものですから、梅沢名人の指摘も正しかったかなと思います。
不調時代の千賀名人と似たようなものを感じます。一度、ご自分のこだわりを脇においておくことをおすすめしたいと思います。
前進された村上名人
女性出演者2人の反応が印象的でした。オシャレにこだわりを持つ読者ならば、心に響くものがあると思います。
中八ではありますが、拗音があるので許容範囲だと思います。
梅沢名人
音数調整の甘さといったところでしょうか。
耳でだけなら「カス」とあまり聞こえの良いものではないし、美味しそうな描写ではありませんでした。ここはきちんと「粕汁」と書くべきでした。
音数調整なら夏井先生のおっしゃっていたところ以外にも
「杜氏」は「とじ」と2音で読むこともできます。食べ物は美味しそうにというのを大事にしてほしいなと思います。
あと「薄明かり」も製造してる作業場の光景に近いので、
リアリティに欠けるなとも思いました。
最後に拙句を詠ませていただきます。今回は2つで
着ぶくれのダンサー夜のアーケード
ポリタンク固しかじかむ手の筋は
タイトル戦は名人特待生の中の10人だけなのか?平場でも夏井先生の認めた人は参加資格があるのか?
わかりやすくしてほしかったですね。
今回は音数調整が鍵になったかなと思いました。
1位、タカアンドトシ、トシさん
北海道のソウルフードになっているスープカレーを扱ったことで、作者の個性が出てきてるなと思いました。自分も地元は札幌なのでよく映像は伝わります。
ただ、重箱の隅をつつく形になりますが、北海道では家庭でつくられることもそれなりにありますので、
お店の光景ならば、その情報を入れてほしかったなと思いました。
下五「香りたつ」の音数調整で
店
ロケ
などの情報を入れられるので、それ次第で作者の個性が出せるのではと思います。
2位ゆうちゃみさん
若く、一見俳句の世界から遠いように感じられる人が自らの世界観を俳句の世界に落としこもうとされる姿勢は大変好ましいものでした。
三段切れなどの技術面の問題はありますが、
闊歩
落葉風
などの言葉をいれるところには言葉の知識量と向学心があるようにおもうので、次回に期待です。
3位、徳光和夫さん
今回のお題に対して、消えてゆく風物詩を詠まれた味わいがあり、個人的には好きなものでした。
解説通りなら「ヒートテック」はあったほうがいいと思いました。
ティショットの悴み懐かしヒートテック
最下位、原田龍二さん
イメージだけの才能ナシの典型といったところでしょうか。解説に「朝」とあるのですから入れるべきでした。
冬麗の朝や肌着の着心地嗚呼
現状維持、北山さん
作者の情報もあるせいか、コンサートの衣装替えの光景かとおもいました。
今の時代の歳時記にない言葉を季語として使うのは久しぶりに見ましたが、平場の方も納得されてるから、許容されるものたと思います。
ただそもそも「静電気」は「爆ぜる」ものですから、梅沢名人の指摘も正しかったかなと思います。
不調時代の千賀名人と似たようなものを感じます。一度、ご自分のこだわりを脇においておくことをおすすめしたいと思います。
前進された村上名人
女性出演者2人の反応が印象的でした。オシャレにこだわりを持つ読者ならば、心に響くものがあると思います。
中八ではありますが、拗音があるので許容範囲だと思います。
梅沢名人
音数調整の甘さといったところでしょうか。
耳でだけなら「カス」とあまり聞こえの良いものではないし、美味しそうな描写ではありませんでした。ここはきちんと「粕汁」と書くべきでした。
音数調整なら夏井先生のおっしゃっていたところ以外にも
「杜氏」は「とじ」と2音で読むこともできます。食べ物は美味しそうにというのを大事にしてほしいなと思います。
あと「薄明かり」も製造してる作業場の光景に近いので、
リアリティに欠けるなとも思いました。
最後に拙句を詠ませていただきます。今回は2つで
着ぶくれのダンサー夜のアーケード
ポリタンク固しかじかむ手の筋は
冬麗戦残り5人はポンさん、フジモンさん、犬山さん、森口さん、向井さん、かなと予想します。森口さんとポンさんの今年の冬麗戦の句が今年のベスト1、2位だと個人的には思っています。
・北山さん
「爆ぜる」は良いと思いました。耳元というのも作者の実感があっていいですね。個人的には衣装をさっと脱いだ時の句だと思いました。上五が2つの読みとして成立してしまうという理由で現状維持だったのですが、それは読者に委ねても良いのではないでしょうか。さすがに今回は厳しい査定結果だと思いました。
・ポンさん
相方の亘さんの絵手紙も良かったです。フルポンが2人で出ている姿を久しぶりに見たので嬉しかったです。「冴ゆる夜」という透明感と「ショウウィンドウ」の透明、夜と黄の色の対比が上手かったと思います。中八の指摘はありましたが、「ウィ」は1音でカウントするので問題はないでしょう。ショウウインドウ「の」か、ショウウインドウ 「に」かが個人的に気になる所でした。ただ、1年ちょっとぶりの前進で再びゾーンに入ってほしいものです。
・御大
「粕の汁」問題は重要だと思います。「味噌の汁」「あらの汁」とは表現しないことを考えるとやはり違和感があります。添削句でいう下五はまだ考える余地がありそうです。星という遠いところを見つめながら粕汁を飲んでいる杜氏の心情が伝わってくる点で「明けの星」は良いと思います。下五により味わいが変わる句ではあると思います。
今回の昇段試験は全員1文字に泣いたり笑ったりでした。「る」「黄」「の」ですね。改めて1文字の重要性、恐ろしさに気づけた会でした。
・北山さん
「爆ぜる」は良いと思いました。耳元というのも作者の実感があっていいですね。個人的には衣装をさっと脱いだ時の句だと思いました。上五が2つの読みとして成立してしまうという理由で現状維持だったのですが、それは読者に委ねても良いのではないでしょうか。さすがに今回は厳しい査定結果だと思いました。
・ポンさん
相方の亘さんの絵手紙も良かったです。フルポンが2人で出ている姿を久しぶりに見たので嬉しかったです。「冴ゆる夜」という透明感と「ショウウィンドウ」の透明、夜と黄の色の対比が上手かったと思います。中八の指摘はありましたが、「ウィ」は1音でカウントするので問題はないでしょう。ショウウインドウ「の」か、ショウウインドウ 「に」かが個人的に気になる所でした。ただ、1年ちょっとぶりの前進で再びゾーンに入ってほしいものです。
・御大
「粕の汁」問題は重要だと思います。「味噌の汁」「あらの汁」とは表現しないことを考えるとやはり違和感があります。添削句でいう下五はまだ考える余地がありそうです。星という遠いところを見つめながら粕汁を飲んでいる杜氏の心情が伝わってくる点で「明けの星」は良いと思います。下五により味わいが変わる句ではあると思います。
今回の昇段試験は全員1文字に泣いたり笑ったりでした。「る」「黄」「の」ですね。改めて1文字の重要性、恐ろしさに気づけた会でした。
下の名無しさんへの補足説明です
御大の説明の中に「『みんな』薄明かりの寒い所で…」というのもありましたし、酒作りにおいて1人だけで作業という場面は少ないと思います(特に地酒のような場所では)。先生の添削句としてはちゃんと複数人と明記することで、仕事が終わり緊張感が解けてしゃべったりもありながら粕汁を飲んで一息という所にした方がより「明けの星」との対比が生まれると思います。
そして「明けの星」ですがこちらは季語ではありません。
過去では同じ御大の「銀盤の弧の凍りゆく明けの星」という句がありますが、こちらも季語は「凍り(凍る)」であり「銀盤」や「明けの星」は季語ではないと調べたと言っておりました。
季節に関わらず夜明けの星は見ることができますからね。
そして「明けの星」ですがこちらは季語ではありません。
過去では同じ御大の「銀盤の弧の凍りゆく明けの星」という句がありますが、こちらも季語は「凍り(凍る)」であり「銀盤」や「明けの星」は季語ではないと調べたと言っておりました。
季節に関わらず夜明けの星は見ることができますからね。
今回の梅沢富美男の句は、一見すると良さそうですが細かく見るとダメな点が目立つという梅沢さんにありがちなのでしたね。
私も正直「粕の汁」ってなんだ…?と思ってしまいました。(てっきり杜氏さんが酒の粕の部分を濾したところを味見してるのかな……って思ったら、粕汁かい!)
でも添削も納得いきません。明の星って季重なりですよね?杜氏が何人もいるって説明じゃなかったですよね?
今回は年末最後なのになんか後味が悪い結果でした。また北山くん爆ぜちゃってるし。
私も正直「粕の汁」ってなんだ…?と思ってしまいました。(てっきり杜氏さんが酒の粕の部分を濾したところを味見してるのかな……って思ったら、粕汁かい!)
でも添削も納得いきません。明の星って季重なりですよね?杜氏が何人もいるって説明じゃなかったですよね?
今回は年末最後なのになんか後味が悪い結果でした。また北山くん爆ぜちゃってるし。
No title
冬麗戦の一部参加者も発表されましたね。今年(2020年)は名人・特待生のみが選出され、タイトル戦も同様のようですが観覧ゲストは平場の優秀句4人のようですね。
出演回数の多い永世名人2人、タイトルホルダーの横尾さん・北山さんと2ランク昇格を手に入れた千賀さんは確定でもあり納得ですね。
残りは前回冬の覇者の森口名人、同じく2ランク昇格の向井さん、名人昇格の岩永さんあたりが有力候補でしょうか。
夏の覇者・犬山さんは観覧ゲスト枠かなぁ。
出演回数の多い永世名人2人、タイトルホルダーの横尾さん・北山さんと2ランク昇格を手に入れた千賀さんは確定でもあり納得ですね。
残りは前回冬の覇者の森口名人、同じく2ランク昇格の向井さん、名人昇格の岩永さんあたりが有力候補でしょうか。
夏の覇者・犬山さんは観覧ゲスト枠かなぁ。
No title
記憶違いだったら申し訳ないんですが
ゆうちゃみさんが「俳句って楽しい!」って言った時の夏井先生の笑みが印象的でしたね。
冬麗戦は十段であるフジモンさんと村上さんは今回参戦できないのでしょうか。気になります。
(個人的推しとしては岩永さん松岡さんにも来てほしいところです)
ゆうちゃみさんが「俳句って楽しい!」って言った時の夏井先生の笑みが印象的でしたね。
冬麗戦は十段であるフジモンさんと村上さんは今回参戦できないのでしょうか。気になります。
(個人的推しとしては岩永さん松岡さんにも来てほしいところです)
今回もまずは字面を見ただけの感想からです
4位の句
兼題が分からないと何を言ってるか分からない句の典型かなと。
3位の句
悴みがふと/懐かしきティショット
なのか(ゴルフできてない)
悴みがふと懐かしき/ティショット
なのか(ゴルフできている)
のか。番組を見たいです。
(映像をみて)
後者でしたか。ヒートテックを着るようになってから手が悴むことが無くなったという理由の句でした。ゴルフをやらない自分には分からない内容でした。
2位の句
素直に「生脚で渋谷を闊歩」とすると「で」が散文的だと分かり、倒置して工夫したのだろうなぁ、と。
三段切れになってしまったのと、落葉風が生脚で闊歩しているように読めるのが難点でした。
1位の句
着膨れ→厚着と比べると不恰好さが出てくる季語。不恰好だけどスープカレー屋に並んでいる、良い香りがしてくる、というわけで、不恰好(マイナス)と香り立つ(プラス)の対比が感じられました。
北山さん
成る程、衣装がえは名詞、衣装かえは名詞+動詞、そこの違いで意味が変わるわけか。
それにしても、また爆発してる。
村上名人
冴ゆる夜、厳しい寒さによって、あらゆるものが透徹して、凛とするという感じ。そこに黄色をショーウィンドウの明かりや黄色い鞄とくれば、すごく対比的な風景に。
御大
薄明かりの下で、啜る、粕の汁て。まずそうね。カスの汁、とも聞こえてしまうし。
兼題が分からないと何を言ってるか分からない句の典型かなと。
3位の句
悴みがふと/懐かしきティショット
なのか(ゴルフできてない)
悴みがふと懐かしき/ティショット
なのか(ゴルフできている)
のか。番組を見たいです。
(映像をみて)
後者でしたか。ヒートテックを着るようになってから手が悴むことが無くなったという理由の句でした。ゴルフをやらない自分には分からない内容でした。
2位の句
素直に「生脚で渋谷を闊歩」とすると「で」が散文的だと分かり、倒置して工夫したのだろうなぁ、と。
三段切れになってしまったのと、落葉風が生脚で闊歩しているように読めるのが難点でした。
1位の句
着膨れ→厚着と比べると不恰好さが出てくる季語。不恰好だけどスープカレー屋に並んでいる、良い香りがしてくる、というわけで、不恰好(マイナス)と香り立つ(プラス)の対比が感じられました。
北山さん
成る程、衣装がえは名詞、衣装かえは名詞+動詞、そこの違いで意味が変わるわけか。
それにしても、また爆発してる。
村上名人
冴ゆる夜、厳しい寒さによって、あらゆるものが透徹して、凛とするという感じ。そこに黄色をショーウィンドウの明かりや黄色い鞄とくれば、すごく対比的な風景に。
御大
薄明かりの下で、啜る、粕の汁て。まずそうね。カスの汁、とも聞こえてしまうし。